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     7・29 東京

    東京都・調布市総合防災訓練反対

      実行委員会が集会開く
          

   

 七月二十九日、「米軍・自衛隊参加の防災訓練に反対する実行委員会2017」主催による「防災の軍事利用反対! 児童・生徒の動員やめろ! 米軍・自衛隊参加の防災訓練に反対する東京都・調布市総合防災訓練に反対する7・29集会」が調布市文化会館にて行われた。
 本集会は今年九月三日に強行されようとしている、東京都・調布市総合防災訓練に反対するためのプレ企画として設定された。われわれは、アジア共同行動・首都圏の仲間とともに参加した。
 集会に先立つ午後一時、調布駅頭において実行委員会によるビラまき・マイク情宣が行われ、調布市民に対して防災訓練の危険性を訴えていった。炎天下にもかかわらず、ビラは吸い込まれるようにはけていった。
 そして午後六時、「すべての基地にNOを! ファイト神奈川」の木元茂夫さんを講師に招いた集会が行われた。木元さんは「朝鮮半島の軍事緊張で自衛隊はどう動いたか」と題する講演を行い、自衛隊の実戦部隊化に関する詳細な報告を行った。また、木元さんが作成した「安保法制と自衛隊part2」「ビッグレスキュー2016 神奈川」というDVDの上映が行われた。これら映像及び講演によって、あらためて自衛隊が日米軍事一体化を主要目的とする実戦部隊として再組織されている実態が暴露されていった。
 この講演に続き連帯発言が行われた。「墨田・山谷・荒川・足立―四地区実」の仲間は昨年の東京東部地域で行われた防災訓練とこれに対する抗議行動の模様を報告し、昨年のたたかいを引き継ぎ今年も断固としてたたかおうと呼びかけた。
 「戦争協力しない! させない! 練馬アクション」の仲間は練馬での反基地闘争の報告を行い、対防衛省抗議行動を呼びかけていった。
 「都教委包囲ネット」は自衛隊と教育現場の接近を批判し、さらに教育勅語復活を許さない闘いを呼びかけ、十月にも予定されている都教委抗議行動への参加を訴えていった。
 「組対法・破防法を許さない共同行動」の仲間は今夏に強行成立させられた共謀罪を批判し、共謀罪弾圧と改憲を許さないたたかいとして九月二十五日の「治安・戦争・改憲NO総行動」が呼びかける霞が関デモへの結集を呼び掛けていった。
 これら発言を全体の拍手で確認し、最後に実行委員会から九月三日当日の行動として、監視行動―調布市内デモ―報告集会が提起された。
 地域住民の戦争動員としての防災訓練を許すな! 九月三日抗議行動に結集しよう!

 

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