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     5月14日 東京

   「復帰」45年を問う!

    関東一坪がアピール&デモ


  

 一坪辺野古新宿デモ報告/「復帰」45年を問う!/関東一坪がアピール&デモ★
 五月十四日午後一時三十分より、新宿駅東口アルタ前広場において、「沖縄『日本復帰45年』を問うアピール&デモ――過重負担を拒否する――」が取り組まれ、およそ二百五十名が参加した。主催は沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック。
 主催者から、青色の物を持ってくることが呼びかけられており、プラカードや服、スカーフ、帽子など、多くの参加者が青いものを身に着けてこの行動に参加した。
 はじめに、司会者が「沖縄は、一九七二年の『復帰』以来、過重な基地負担を強いられ続けている。それにも関わらず、日本政府は高江や辺野古に新たな米軍基地を強行的に建設しようとしている。また、南西諸島に自衛隊の配備を進め、軍事要塞化しようとしている。ウチナンチューのアピールを聞いて『本土』の人は共に考え、デモに参加しよう」と語った。
 その後、サンシンと歌の演奏につづいて、沖縄から駆け付けた大学院生の玉城愛さんからのアピールが行なわれた。
 次に、参加者全員でアルタ前道路に繰り出して、歩行者天国を利用したパフォーマンスが行われた。全員が一列に並んで、司会の指示のもとに繰り広げられた、プラカードを掲げてのコールの連呼、ウェーブ、カチャーシーなどのアピール行動は、通行する多くの人々の注目を集めていた。
 さらに、カンパアピールや在「本土」の沖縄人の発言があり、宮古・石垣の自衛隊配備問題などについてのリレートークがつづいた。
 辺野古への基地建設を許さない実行委員会(辺野古実)、警視庁機動隊の沖縄への派遣中止を求める住民監査請求実行委員会、沖縄への偏見を煽る放送を許さない市民有志の各代表からは、今後の行動の告知と参加・協力の呼びかけが行われた。
 集会の最後に、「いのちを守ろう 自然を守ろう」「基地はいらない 暴力やめろ」「海をまもろう サンゴを殺すな」「辺野古の工事は今すぐやめろ」などのシュプレヒコールを全体で唱和した後、新宿駅前を一周するデモへと出発した。沿道の人々に対して、シュプレヒコールや「沖縄を返せ」「今こそ立ち上がろう」の合唱などでアピールしていった。辺野古新基地建設工事受注業者の大成建設本社が入る高層ビル前においては、参加者はひときわ大きく抗議の声を叩きつけていった。
 新宿区役所横の遊歩道でデモは終了し、この日の行動は終了した。


 

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