|
■4月29日 東京 沖縄の元海兵隊員による性暴力殺害から一年 4・29集会に二百名の結集 四月二十九日、「沖縄の元海兵隊員による性暴力殺害から一年基地・軍隊はいらない!4・29集会」が千駄ヶ谷区民会館で行われました。 一年前のこの日(二十八日夜から二十九日の深夜)、うるま市に住む当時二十歳の女性が無惨にもレイプ・殺害され、遺棄されました。この被害女性への追悼と事件への怒り、日米両政府に対する抗議に二百名以上の人々が集まりました。 沖縄からお招きした安次嶺美代子さん(ジェンダー問題を考える会代表)からは、敗戦・占領から今日まで一貫して繰り返されてきた性暴力、絶望に近い思いの中でこれ以上犠牲を出さないために全基地撤去をたたかいつづけるとのお話がされました。 そして、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックのうちなー二世与儀さんが、被害女性を悼み琉球舞踊を心を込めて踊りました。 被害女性のお父さんも訴えられているように、事件は基地があるがゆえに起きるのです。集会参加者は、うるま市事件の被害女性に限らず、これまで犠牲となった多くの女性たちが感じたであろう痛み、苦しみ、悲しみ、無念さを改めて心に刻み、全基地の撤去と新基地建設の撤回を彼女たちに誓いました。 当日、沖縄・キャンプシュワブゲート前でも三千名が参加する現地集会が開かれました。 |
当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.