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     4月22日 東京

   救援連絡センター13回総会

  
  共謀罪新設を絶対阻止しよう!


  
 四月二十二日午後一時三十分より、文京区民センターにおいて救援連絡センター第十三回定期総会が開催された。
 総会に先立ち、救援連絡センターの前代表であった佐藤昭夫さんが亡くなったことが報告され、参加者全員での黙とうが捧げられた。
 定期総会は三部で構成され、第一部としてセンターの定期総会が開かれた。
 司会団の選出の後、救援連絡センター代表の足立昌勝さん、代表弁護士の葉山岳夫さんがあいさつを行った。
 つづいて、山中事務局長より、活動報告・運動方針と新運営委員の紹介がされ、全体の拍手をもって承認された。
 十分間の休憩の後、第二部として、神戸学院大学教授の春日勉さんより「共謀罪の本質は何か」と題する一時間弱の講演が行われた。またセンター代表の足立さんからは、共謀罪をめぐる国会情勢の報告と、成立を阻止する広範な陣形形成の呼びかけが行われた。
 第三部はたたかう現場からの報告が行われた。四十二年ぶりに刑期満了で四月十九日に出所した浴田由紀子さん(ダッカ闘争により釈放され、東アジア反日武装戦線から日本赤軍に合流、九五年に強制送還)や、山城博治さんからの総会へ寄せたメッセージが紹介された。
 三里塚芝山連合空港反対同盟からは萩原富夫さんが、「昨年十月に市東さんの農地を明け渡せという最高裁不当判決が出た。現在請求異議裁判をたたかっている。他にも千葉地裁で耕作権裁判や、天神峰ヤグラ裁判、団結街道裁判をたたかっている。第三滑走路建設策動や二十四時間空港化などの動きに周辺住民の怒りが広がっており、そのような人々と結びついていく中で、市東さんの農地を守り抜いていく。決戦本部を立ち上げて活動を強化している。これからも共にたたかおう」と語った。
 立川自衛隊監視テント村からは、11・20反天皇吉祥寺デモでの右翼・機動隊が一体となったデモ隊襲撃について報告があった。他にも反オリンピック明治公園弾圧の被弾圧当該などから報告があった。
 その後、「『共謀罪』衆議院通過を阻止しよう」「米軍によるシリアへのミサイル攻撃、朝鮮戦争策動を弾劾する!」「市東さんの農地強奪を許さず、強制執行を阻止しよう」ほか計五本のセンター総会決議案が、全体の拍手によって採択された。
 最後に運動方針が確認された。参加者は「共謀罪を絶対に阻止しよう!」「辺野古新基地建設阻止!」「市東さんの農地強奪阻止!」「完黙非転向貫きたたかおう!」などの運動方針を全体のシュプレヒコール唱和で確認し、総会は終了した。

 

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