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■2月28日 千葉 団結街道裁判 廃道処分をおこなった成田市の違法性を追及 二月二十八日、千葉地裁六〇一号法廷において、団結街道裁判が行われた。 この裁判では、市東孝雄さんが現在も耕作している現闘本部の畑があり、一日約百五十台もの車両が通行していた実態があるにも関わらず、空港会社、成田市が廃道処分にした道路法十条違反の違法性、無効性などが明らかにされている。 また廃道処分に関しては、要件を満たした上で、市議会での採決、議決が行われ、廃止、廃道工事となるのが一般的な流れである。しかし、成田市側代理人は工事が完了したとする書類は「五年経っており、廃棄処分した」として、今裁判では明確にその証拠を示していない。裁判長から客観化する書類を示すように指示されると、「日付がある写真を確認する」とごまかしている状態だ。廃道処分の流れにおいて順序を追った工事完了とする書類を単純に提出すればいいだけの話である。 弁護団は今後の審理においては、廃道処分にした当事者である成田市小泉市長、成田市元土木部長今泉彰夫、空港会社木村雅一など十名の証人調べの申請を行っている。証人調べによって廃道処分の違法、無効性を明らかにしていく予定である。報告集会では引き続き弁護団、反対同盟は団結街道裁判でさらにたたかっていく決意を明らかにした。 |
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