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■2月18日 沖縄 ブロック投下をやめろ! 辺野古―海上パレードと連帯集会に四百名結集し怒りの声 二月十八日、辺野古新基地に反対してヘリ基地反対協と基地の県内移設に反対する県民会議の主催で「ブロック投下をやめろ!海上集会および連帯集会」が名護市大浦湾と瀬嵩(せたけ)の浜で開催された。 大浦湾では最高裁による「埋め立て承認取り消し」訴訟不当判決を受け昨年十二月に海上工事が再開された。辺野古崎の沖には沖縄防衛局が投入した国内最大の民間大型掘削調査船「ポセイドン1」(全長七十八メートル、四千十五トン)が巨大な船影を浮かべ、また大型コンクリートブロックを投入するためのクレーン付き作業船も見える。「臨時制限区域」を示すオレンジ色のフロートには、カヌー隊の「乗り越え」防止策としてのロープ柵がつけられているのが見える。ヘリ基地反対協によれば、ロープの支柱を立てる重り役の鉄板は三十センチ四方で、角は尖り、支柱が波や風で倒れれば、海中から突如飛び出す「凶器」にもなるという代物だ。瀬嵩の浜に結集した仲間たちは、この光景に改めて怒りを露わにしていた。 この日の海上パレードには十隻の抗議船と二十二艇のカヌー隊が参加、午前十時を期して連帯集会が開催された陸上と合わせて約四百名が参加した。 集会では、大型コンクリートブロックの投入に抗議して海上抗議隊と連動して「ブロック投下をやめろ」「埋め立て許さん」「新基地阻止」などのシュプレヒコールが繰り返された。そして陸から玉城デニー衆院議員と海からは山下芳生参院議員がそれぞれ連帯の挨拶をのべ、地元瀬嵩出身の大学生・渡具知武龍君が「絶対に負けない、共にがんばろう」と決意を表明した。またカヌー隊からは横断幕が掲げられ連帯のアピールがなされた。集会ではまた、名護市安部海岸へのオスプレイ墜落事故、辺野古・高江での被弾圧者の不当な長期拘留に対する怒りと闘争の連帯強化も訴えられた。 集会は最後に連帯のシュプレヒコールをあげ、新基地阻止、埋め立て阻止へ向け闘いの強化を確認し合った。 |
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