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■11月21日 東京 17けんり春闘全国実の発足かちとる 安倍の「働き方改革」攻撃と対決しよう 十一月二十一日、「17けんり春闘発足総会・学習集会」が、東京・水道橋の全水道会館において約百人の結集でかちとられた。 17けんり春闘発足総会では、司会を全国一般全国協委員長が務め、全港湾委員長が代表して挨拶した。 議案の提起を、全労協事務局長がおこなった。16春闘を振り返り、「時代の転換点の中で労組の役割と安倍政権打倒、を明確に掲げて闘った。アベノミクスによる労働者の貧困と格差拡大を許さず、大幅賃上げ実現のためにストライキを配置し、最賃闘争と労働法制改悪阻止を全力で闘い抜いた。また、戦争法廃止・改憲阻止の国会総ががり行動実行委員会や、さようなら原発一千万人アクション、そして沖縄反基地闘争を積極的に担った」と、まとめた。さらに17春闘の闘い方として、「官民連帯春闘、職場討議を重視し、ストライキを配置して闘う」ことを再確認し、新たに「労働組合が先頭に立つ貧困と格差と差別と闘う総ががり行動を創り出そう!」と提起した。とくに、安倍政権の働き方改革に対抗し、真に人間らしい労働=ディーセントワークを取り戻す運動と実践のために、最賃闘争・反貧困・弁護団・生活保護・介護保育・移住者に係る闘いを、大きな総行動運動として、合流共闘を追求発展させよう!と強く訴えた。 さらに、組織・体制・財政、そしてスケジュールの提案も含め、すべての議案が参加者全員の拍手で確認された。 次に特別報告が、平和フォーラム事務局長と、沖縄一坪反戦地主会関東ブロック事務局長からおこなわれた。そして、参加労組の報告・決意表明が、全水道東水労、国鉄労組、郵政ユニオン、全統一労組、東京労組フジビ分会からそれぞれあった。 学習集会の講演は、NPO法人ほっとプラス代表理事の藤田孝典氏から、「貧困・格差・差別と切り結ぶ賃金引上げ……労働組合への提言」と題しておこなわれた。 最後に、全労協議長の閉会挨拶と団結ガンバロウで締めくくられた。 |
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