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     10月23日 東京

   オスプレイの横田基地配備反対
        
     沖縄・岩国との連帯掲げ二千人が集会・デモ
     

 

 米空軍仕様のCV―22オスプレイが、二〇一七年末までに配備されることが計画されている東京・横田基地の近くで「オスプレイの横田基地配備に反対する10・23東京集会」が、東京平和運動センターと三多摩平和運動センターの主催で開かれ二千名が結集した。
 主催者あいさつに立った東京平和運動センター議長の佐藤光夫さんは「自衛隊のオスプレイ配備がもくろまれる佐賀県やオスプレイの定期機体整備が行われる千葉県・木更津自衛隊駐屯地、山口県の岩国基地、沖縄県の辺野古や高江など、全国で課題を抱えているたたかいと横田基地でのたたかいを連動させていくことが大切である」と発言した。
 連帯あいさつでは、全国各地でオスプレイの飛行訓練が行われていることに対する弾劾の発言があり、とりわけ埼玉県平和運動センターの持田明彦さんは、「入間基地内で建設が進められている病院建設が、戦争法制によって今後可能性のある戦傷病者対策である」と述べ、地域から着々と『戦争ができる国』への準備が行われようとしている」と警鐘を鳴らした。
 厚木基地や横田基地の現地からは、全国基地爆音訴訟原告団連絡会議の代表金子豊喜男さんと第九次横田基地公害訴訟原告団団長の福本道夫さんがそれぞれ、この間横田や厚木に飛来しているオスプレイの状況や署名のとりくみについて報告した。
 集会では、山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)の連帯メッセージが読み上げられ、集会決議を全体で確認した。集会終了後参加者は、横田基地に向けてデモ行進をし、オスプレイの配備に反対し地位協定の改定を求めるシュプレヒコールを挙げた。
 首都圏の労働者は、横田へのオスプレイ配備反対運動を沖縄・岩国・神奈川のたたかいと連帯して今後も進めていく決意である。


 

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