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■5月15日 東京 辺野古新基地断念せよ 沖縄現地に連動し新宿で集会・デモ 沖縄反革命的統合四十四ヵ年を迎えた五月十五日、沖縄「日本復帰44年」を問う「うちなーんちゅ うしぇてー ないびらんど」と銘打ったアピールとデモ行進が「本土」東京の新宿駅周辺で展開された。二百五十名が結集した。主催は沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック。 この行動は集会名に翁長知事が昨年五月十七日の県民大会の発言で締めくくった言葉である、「うちなーんちゅ うしぇてー ないびらんど」(「沖縄人を侮ってはなりませんよ」という意味)と沖縄の「日本復帰」と「復帰」以降の現実を沖縄人が問題にし、「辺野古新基地建設断念へ追い込むまで、気をゆるめるな!」と辺野古新基地建設の「和解」の状況に対して主にアピールするものであった。 アルタ前のアピールでは、主催者あいさつに立った共同代表の大仲尊さんは、辺野古新基地建設について、「和解」の中で、辺野古現地ではトンブロックの回収など元の状態に戻せなどと、気をゆるめることなく運動を続けていること、辺野古現地に行くことと同時にそれぞれの地元で辺野古反対を訴えていくことを呼びかけた。 沖縄からは、シールズ琉球の玉城愛さんが発言した。玉城さんは自己紹介から始めて、辺野古などについて率直な考えを述べた。最後に、「自分が大切にしたいものは、沖縄戦のような戦争を沖縄でも沖縄の外でも起こしてはいけない。人間の命を奪わない、自分の命を奪われないという私の信念を基盤に、自分の言葉を生み出していきます」と締めくくった。 また、「本土」在住の沖縄、宮古出身者も「日本復帰」や自衛隊配備について次々と発言した。 デモでは「辺野古新基地建設を断念せよ」と大書した横断幕を先頭にプラカードを掲げ、「沖縄日本復帰四十四年」に対し「タッピラカセー!」、「辺野古新基地」に対して「NO!」などとかけ合いながら練り歩いた。 わが同志は同日県民大会で撒かれている沖縄労共闘ビラを参加者に次々と手渡し、日帝の沖縄反革命的統合四十四年弾劾、辺野古新基地阻止、伊勢志摩サミット粉砕、安倍打倒で闘うことをアピールし、連帯して最後まで行動を貫徹した。 |
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