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     5月1日 東京

  第87回日比谷メーデー開かれる

   格差・貧困を拡大する安倍政権との対決呼びかける



 

 五月一日、東京の日比谷公園で第八十七回日比谷メーデーが開催された。七千五百人の労働者が結集して、集会とデモを行った。
 午前九時五十分に開会宣言が行なわれ集会は開始された。議長団が選出され、つづいて熊本・大分を中心とした震災の被害者に対する黙祷が行われた。
 主催者あいさつとして、国労地本委員長の鎌田博一さんが壇上にたち、安倍政権による労働者派遣法改悪、戦争立法を弾劾した。そして、貧困と格差社会を許さず、辺野古新基地建設阻止、憲法改悪反対、原発再稼動反対をかかげ、世界の労働者と手をつなぎ、ともにたたかおうと訴えた。
 つづいて連帯あいさつとして、都労連委員長の武藤さん、中央メーデー実行委の井上さんが発言した。中央メーデーでは、日比谷メーデー実行委を代表して、全労協の中岡さんが連帯あいさつを行っていることも報告された。
 参議院議員の福島みずほさんが来賓あいさつを行い、韓国の民主労総と中ノ島メーデーからの連帯メッセージが紹介された。
 決意表明では、非正規雇用労働者、外国人労働者、争議団、5・3憲法集会実が登壇した。非正規雇用労働者は、均等待遇と同一労働同一賃金を求めた。フィリピン人労働者は、派遣労働でホテルの清掃をしていたが、突然の派遣先からの出勤停止とされた不当性を訴えた。
 最後にアピール採択を行い、全労協議長の金澤さんによる団結ガンバローで集会を終え、参加者はデモ行進に出発した。
 デモ行進は、土橋に向かうコースと鍛冶屋橋に向かうコースの二手に分かれて行われた。数多くの労働者が、働くものの団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろうと訴えた。


 

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