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     4月12日 沖縄

  「普天間返還合意」20年弾劾

           集会・デモに千五百名結集


 
 
 四月十二日、一九九六年の「普天間基地返還日米合意」から二十年目を迎えたこの日、那覇市内県民広場において「『日米合意』から二十年―普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古新基地を造らせない県民集会」が開かれた。主催は、辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議である。集会には平日夕方にもかかわらず一千五百名が結集した。集会は、沖縄「県」警と結託し、会場周辺での執拗な大音響で妨害を企てた日思会などの右翼反革命の敵対を粉砕して成功裏にかちとられた。
 集会では、オール沖縄会議共同代表でもある稲嶺進名護市長ら弁士が次々と壇上にのぼった。稲嶺市長は、国策の名の下で翻弄されてきたこの二十年間を厳しく断罪し、戦後七十年余の基地押し付けの差別を断じて許さない、「負けない方法は、勝つことだ」と自慢のTシャツを披露しながら辺野古新基地阻止までチバラナヤーサイ(頑張ろう)と力強く訴えた。辺野古現地からは、ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表が、辺野古新基地を造る理由を「抑止力、地政学上」と称し、今は「危険性の除去」だと言う政府の「論理」を弾劾し、この二十年間新基地を造らせなかった自信と確信をもって従来以上に現地闘争をたたかいぬくと決意を表明した。集会では元宜野湾市長の伊波洋一氏(参議院選沖縄選挙区統一候補予定者)や城間幹子那覇市長、照屋寛徳衆議院議員などのオール沖縄派国会議員などが、普天間基地の即時閉鎖・撤去、辺野古新基地断念を訴えた。
 集会は日米両政府宛の集会決議を採択、シールズ琉球の玉城愛さんの音頭で一斉に手をつなぎガンバロー三唱で閉じた。そして引き続き、国際通りへのデモに打って出た。


 

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