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     4月6日 東京

     16けんり春闘

          中央総決起集会・デモに百七十人結集


 
 
 四月六日、16けんり春闘全国実行委員会の主催で「16春闘勝利! 中央総決起集会」が東京でたたかいぬかれた。「時代の転換に立ち向かい生活と平和を守る16春闘勝利! 中小、零細、非正規労働者の大幅賃上げ実現! 戦争法廃止! 辺野古新基地建設阻止! 原発再稼働反対!」を掲げ、百七十名の労働者が結集した。
 当日は、十三時から経団連に対する抗議行動、つづいて厚生労働省行動を行い、十五時からは首都高本社前集会を行ってからの総決起集会となった。
 集会のはじめに、実行委・共同代表の金澤さんが主催者あいさつを行った。金澤さんは「中小企業のベースアップがニュースとなっているが、ごく一部の賃上げにより平均が上がっているだけだ。現実は、中小企業の間で格差が広がっている状況だ」「安倍政権での官制春闘が三年目となる。この間、実質賃金は下がり続けた」「私たちは、それぞれの職場でたたかい、生活できる賃金をたたかいとっていく。同時に労働法制の改悪とたたかっていく必要がある」と訴えた。
 つづいて実行委・事務局長の中岡さんが一日行動の報告を行った。当日は、東京の東部総行動が、午前八時半からJR金町駅前での集会、辺野古新基地建設でケーソン工事を受注した五洋建設をはじめ数社に対する社前行動に取り組んでから、経団連前行動に合流したことを報告した。そして、「賃金闘争、戦争法制反対、辺野古新基地建設阻止、原発再稼働反対のたたかいをおしすすめ、中小零細の労働者の賃上げをかちとる。これが私たちの任務だ。中小・零細企業の春闘は、これからだ。四~五月のたたかいに全力を挙げてとりくむ」と決意を明らかにした。
 そして、各地域・職場でのたたかいの報告が行われた。全労協女性委員会が米国シカゴ訪問の報告をしたことをはじめ、十二の地域・職場から怒りと熱意のこもった報告がなされた。
 集会の最後に団結ガンバローを行い、参加者はデモに出発した。デモ行進は、新橋から銀座に向かって行われた。デモ隊は「外国人労働者への差別をやめろ!」「労働法制の改悪を許さないぞ!」「生活できる賃金を求めてたたかおう!」とシュプレヒコールを上げて、街頭の人々に訴えた。



 

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