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■7月26日 東京 戦争法案反対! 国会包囲行動 二万五千人の労働者・民衆が国会包囲 「戦争法案廃案!廃案!」国会に向け怒りのシュプレヒコールが叩きつけられる。 七月二十六日、「戦争させない・九条壊すな!総がかり行動実行委員会」の主催で「戦争法案反対!国会包囲行動」がたたかわれた。 国会周辺は、安倍の戦争法案衆議院強行採決に対し、怒りの声をあげる二万五千人の労働者人民で埋め尽くされた。真夏の炎天下、気温は四十度近い暑さだ。「戦争させない」「九条を壊すな」「安倍政治を許さない」のプラカードが掲げられ、中には安倍晋三のイラストをコピーした紙を「安倍の踏み絵です」と参加者に配布する人もいた。年配者、小学生連れの親子、学生、まさしく老若男女が国会包囲行動に決起したのだ。 七月十四、十五日、十六日と強行採決阻止国会行動をたたかいぬいた「安倍たおせ! 反戦実」のたたかう仲間五十名も国会包囲行動に断固として結集した。アジア共同行動・首都圏の仲間は、韓国から駆けつけたピョントンサ(平和と統一を開く人々)とともに反戦実の隊列に加わりたたかい抜いた。 本集会が始まる前の十三時すぎ、「安倍たおせ!反戦実」は戦闘的な独自集会を開始した。「強行採決弾劾!」「安倍政権を打倒するぞ」とシュプレヒコールあげる。司会が、「そもそも戦争法案は、憲法違反だ」「安倍政権が説明すればするほど矛盾が明白になっている」「いまや、安倍政権の支持率は七月二十日時点で、支持が37%、不支持が46%と急激に下がっている」「戦争法案を廃案に追い込み、安倍政権を打倒しよう」と呼びかけた。 つづいて、結集した諸団体・人士より決意表明がおこなわれた。川崎で、反原発、沖縄の基地問題、「日本軍慰安婦」問題に取り組む人。九条改憲阻止の会、沖縄・辺野古現地で新基地建設阻止のカヌー隊に参加したたかった青年、自治体議員立憲ネットワーク、そして学生と、つぎつぎと戦争法案を廃案に追い込み、安倍政権を打倒する決意表明がおこなわれた。最後に、シュプレヒコールで集会を締めくくり、本集会へと臨んだ。 十四時すぎ、「戦争法案廃案!廃案!」のシュプレヒコールで本集会が開始された。 野党国会議員の発言つづいて、壇上に立った沖縄一坪反戦地主会で名護出身の青木初子さんは、辺野古新基地建設阻止の海上行動、キャンプシュワブゲート前行動が、連日実力行動としてたたかいぬかれていることを力強く報告し、「9・13辺野古新基地建設を許さない国会包囲行動」への結集を訴えた。 そして、立憲デモクラシーの会、日本弁護士連合会、映画人九条の会、鎌田慧さん、安全保障関連法案に反対する学者の会から、つぎつぎと安倍政権に対する怒りの声があげられた。 最後に行動提起として、七月二十七日参議院での審議入りに抗議する国会行動、七月二十八日は日比谷野外音楽堂での集会・デモ、そして八月三十日に「十万人国会包囲行動」が提起され、参加者全員が気勢をあげて確認。シュプレヒコールで集会は締めくくられた。 |
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