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■6・4 東京 承認されていない辺野古工事をやめろ 新宿デモでアピール 六月四日、コロナ感染者数減少傾向の中で通行人が増加した東京新宿のアルタ前広場で、「承認されていない辺野古工事をやめろ6・4新宿行動」がおこなわれた。主催は、「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会(通称:埋めるな!連)」で、約一七〇人が結集した。 辺野古新基地建設は玉城デニー知事が埋め立ての設計変更申請を不承認したにもかかわらず、防衛省―沖縄防衛局は埋め立て前提の工事を強行し続けている。しかも、同じ政府機関の国交相が不承認の取り消し裁定をしたのだ。沖縄「県」は不服として国地方係争処理委員会に審理を申し出ているが、政府はまともな審理をさせないでまたもや知事権限を奪い、九月一一日に迫る沖縄「県」知事選で辺野古新基地を容認する知事にかえようとしているのだ。工事を強行し続けることで既成事実化させる暴挙を粉砕していくことが重要になっている。 半年ぶりとなる辺野古での県民大行動との同時行動として、午前一一時からアピール行動が始められた。 主催者あいさつでは、工事の強行、自然破壊、軟弱地盤と地震対策の不十分さが明らかにされた。さらに行動を拡げるために4日から「承認されていない辺野古工事をやめろキャンペーン」がスタートしたこと(一九日まで)が伝えられた。 また、元山仁士郎さんがかけつけ発言された。元山さんは「復帰」五〇年の5・15を前にして沖縄県民投票で辺野古新基地建設の埋め立て反対を示した民意に従うよう求め、政府機関や公明党本部、国会、最後は沖縄の「復帰」五〇年式典会場前で、連続したハンガーストライキを貫徹したことを報告し、その思いを語った。 その後、新宿駅周辺一周を〝承認されていない工事をやめろ〟〝辺野古新基地建設阻止〟などとコールしながら、デモ行進をおこなった。 |
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