共産主義者同盟(統一委員会)






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  ■5・22 東京
  
日米首脳会談―クアッド反対!
  新宿駅一周のデモ
 



 五月二二日、「クアッド(日米豪印戦略対話)日本開催・岸田バイデン会談反対! 実行委員会」(以下実行委)主催による、5・22新宿デモが闘われた。
 二二日当日、米帝バイデンは韓国訪問を終えて、大統領専用機で米軍横田基地に到着した。翌二三日に日米首脳会談、二四日にクアッド首脳会合を強行しようとした。
 日帝―岸田は、中国脅威論と朝鮮民主主義人民共和国への敵視を煽り、日米安保の強化、軍事費増額、憲法改悪に突き進もうとしている。
 午後四時、実行委に参加する諸団体・個人約一〇〇名が、新宿駅アルタ前広場に結集した。道路を挟んで真向かいに右翼の街宣車が陣取り妨害してくるが、毅然とした態度で跳ね返した。
 はじめにシュプレヒコールをあげ、デモ前の打ち合わせが開始された。主催者あいさつに立った池田五律さんは、日米首脳会談、クアッドを通して中国包囲網、軍事同盟強化をなそうとしていることを批判し、デモ行進をがんばろうと訴えた。
 フィリピン・ミグランテ・ジャパン(移住労働者団体)、ILPS(人民闘争国際連盟)、BAYAN(新民族主義者同盟)を代表したアピールが行われた。アジア太平洋諸国・地域において軍事展開するアメリカ帝国主義打倒、日本帝国主義のアジア侵略反対を訴え、反帝国主義・国際連帯のアピールを行った。
 さらに、バイデンと天皇会見を批判する発言があった。AWC日本連の仲間は、韓国の新政権―尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は右翼反動政権であると批判し、日韓労働者連帯を訴えた。
 新宿駅を一周するデモ行進が行われた。クアッド首脳会合反対、日米軍事同盟強化反対、ロシア軍のウクライナからの撤退、辺野古新基地建設阻止、琉球弧への自衛隊基地・ミサイル配備反対、憲法改悪阻止を訴え、沿道の労働者・市民の注目を集めた。
 デモ終了後、5・24クアッド首脳会合当日の抗議行動への決起が呼びかけられ、シュプレヒコールで行動を終えた。

 


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