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■4・24 東京 共産同(統一委)中央政治集会 5月沖縄闘争とクアッド反対を軸に2022年の 闘争方針を確認 四月二四日、渋谷区勤労福祉会館において、共産主義者同盟(統一委員会)中央政治集会が開催された。 一三時二〇分、司会の「ロシア軍のウクライナ侵略を徹底弾劾していこう。この機に乗じて、日帝―岸田政権は軍事大国化への道を突き進もうとしている。このことを許さず、政治集会を勝ち取っていこう」というあいさつで政治集会が開始された。 はじめに連帯あいさつがおこなわれた。 統一共産同盟の方があいさつに立った。ロシアによる、ウクライナ侵略を弾劾。沖縄「復帰」五〇年の式典が強行されようとしていることに対して「日米の最前線として、琉球弧が位置づけられ、米軍基地、自衛隊基地が建設されている」ことを批判。さらに、「クアッド首脳会談反対闘争をともに闘っていきましょう」と訴えた。 つづいて、アジア共同行動・日本連絡会議顧問の鴨居守さんがあいさつに立った。鴨居さんは「ロシアによるウクライナ侵略は、断固弾劾しなければならない」と断じた。その上で、国会において「なんの議論もなしに、ウクライナ支援が決まっていく」ことを徹底批判した。「改憲攻撃が強まっているなか、労働者こそが反戦闘争を担っていくことが問われている」と訴えた。 反弾圧を闘う弁護士からのあいさつが行われた。遠藤憲一弁護士、吉田哲也弁護士などが、裁判のオンライン化、警察法改悪や、完黙非転向の意義といった反弾圧の内容を話された。 連帯メッセージが紹介された。台湾労働党、三里塚芝山連合空港反対同盟、共産主義者同盟首都圏委員会、労働者共産党、沖縄労共闘のメッセージを司会が代読し、拍手で確認された。 共産同(統一委員会)政治局の同志が、基調報告に立った。「プロレタリア国際主義貫き、ウクライナ反戦闘争を闘おう。反革命的統合五〇年弾劾! 5・15沖縄解放闘争を闘おう。クアッド首脳会議反対! 改憲阻止! 岸田政権打倒」の政治方針を軸にした二〇二二年の闘争方針を力強く提起し、満場の拍手で確認された。 次に、首都圏で闘いを担う戦線・系列からの決意表明が行われた。はじめに、日本反帝戦線三里塚現闘団は、市東さんの農地を守り抜き、第三滑走路建設を粉砕する決意を表明した。 部落解放運動を担う全狭連は、石川一雄さんの狭山再審に向けた闘いの報告と決意を明らかした。 東京障青同からのメッセージが読み上げられた。 労働運動からは、春闘と反戦を取り組む決意が明らかにされた。 女性解放運動からは、コロナ禍において女性に差別と矛盾が集中している現実と、戦争が最も女性差別を強制するものであることを明らかにされた。女性解放、反戦を闘う決意が表明された。 最後に首都圏地方委員会の同志が、首都圏での闘いの報告・方針・決意表明を行なった。 スローガン採択と、閉会あいさつの後、インタ―ナショナルを合唱して、政治集会は成功裡に締めくくられた。 |
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