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     7・12 大阪

   反戦・平和掲げ2020関西のつどい
          望月記者が安倍政権を痛烈批判

 七月一二日午後三時より、ヴィアーレ大阪で、「とめよう! 戦争への道 めざそう! アジアの平和 二〇二〇関西のつどい」が開催された。
 毎年春と秋に開催されていたこの集会は、もともと三月に予定されていたがコロナ禍のために延期となり、この日の開催となった。いまだコロナ禍収束の兆しは見えず、「三密」に配慮して、メイン会場に入りきれない参加者は別室でのモニター参加となった。
 はじめに主催者を代表して「しないさせない戦争協力関西ネットワーク」共同代表の中北龍太郎さんからの挨拶があった。中北さんは「イージスアショア計画の撤回は安倍政権のずさんな計画の破綻と地元地域住民の粘り強い反対運動の勝利。辺野古新基地建設もすぐにやめさせなければならない。震度1で崩壊するという軟弱地盤の上に新基地建設などとんでもない。こんな無謀な計画は今すぐ撤回し、普天間基地の即時返還を求めよう」と力強く訴えた。
 引き続き、東京新聞社会部記者の望月衣塑子(もちづきいそこ)さんの講演があった。テーマは「民主主義を守るために―安倍政権とメディア」。
 冒頭に「新聞記者」と「i―新聞記者ドキュメント―」の予告映像が流された。望月さんは、この映画を観た人の50%は「安倍政権はとんでもない!」と思ってくれるだろう。あまり政治のことを考えたくない無党派層の人とか、若い人たちが政治を考えるきっかけになればと思って、この映画を作った、まだ観てない人はぜひ映画を観て、あなたたちの子供や孫に勧めてほしい、と訴えた。
 その後の講演では資料をもとに、「命よりオリンピックで遅れたコロナ対策」、「アベノマスクとステイホーム」、「黒川検事長の違法な任期延長」、「経産省と電通のズブズブ関係」、「アメリカ製の兵器購入と武器輸出」、「河井夫妻逮捕」などの問題、そして、忘れてはならない森友事件のことが語られた。
 望月さんは時に国会や記者会見での安倍首相や菅官房長官、佐川元理財局長らの発言を彼らの声色で再現し、安倍政権を痛烈に批判した。
 講演後は大阪平和人権センター代表の米田彰男さんの閉会挨拶、全日建連帯労組近畿地本委員長の垣沼陽輔さんによるスローガン紹介で、集会は閉会した。


 

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