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     7・4 京都

   民衆の連帯で新自由主義にかわる社会を
     アジア共同行動・京都が集会・デモ


 
 アジア共同行動・京都は七月四日、「コロナ危機と対決し、民衆の連帯で新自由主義にかわる社会を! 排外主義反対! 安倍政権を打倒しよう! 七・四アジア共同行動京都集会」を京都市内で開催した。
 集会冒頭、今年三月に行われたフィリピン訪問団の参加者が、現地での取り組みを紹介する映像を紹介した。コロナ禍で入国制限が出される直前の取り組みで、3・8国際女性デーのデモへの参加や様々な階層団体との交流ををはじめ、現地での活動の様子が生き生きと伝わってくるものだった。
 その後、集会基調が提起された。基調は、①民衆の生存と生活を脅かす安倍政権と闘おう、②コロナ危機と対決し、民衆の連帯で新自由主義にかわる社会をつくりだそう、③憲法改悪による緊急事態条項の新設を阻止しよう、④差別排外主義の強化と対決しよう、⑤安倍政権の打倒にむけて夏から秋の闘いに立ち上がろう、という諸内容で構成され、現在のコロナ禍の中でのアジア共同行動・京都の闘いの方向性を端的に打ち出すものだった。
 この基調提起を受けて、集会の前半部では、韓国、フィリピン、米国での民衆の闘いが報告された。現在のコロナ危機の中でそれぞれの民衆団体がどのように活動を進めているのかを紹介するものである。とくに、韓国についてAWC韓国委員会代表のホ・ヨングさんがビデオ・メッセージで、朝鮮半島の南北関係、韓国の政治・経済情勢と労働運動、脱核運動の取り組みなど、包括的な現状報告を寄せてくれた。
 集会の後半部では、「コロナ危機にいかに対決するか」というテーマで、ユニオンネットワーク・京都、大阪や京都で生活補償を要求する座り込み行動に取り組んでいる方々から、それぞれの取り組みの報告と問題提起を受けた。
 集会ではまた、この夏から秋に向けた闘いのアピールとして、NO BASE! 沖縄とつながる京都の会、米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会、若狭の原発を考える会、そして大弾圧と闘う連帯労組関西地区生コン支部からの発言が行われた。
 集会後には、デモが行われ、少しは人通りが戻ってきた京都の中心部で「すべての人に生活補償・休業保障を!」「差別排外主義を許さない!」「安倍政権を倒そう!」などのシュプレヒコールを響かせた。


 

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