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     6・21 東京

   AWC首都圏が国際連帯集会
          韓国民主人士オンライン講演


 
 六月二一日午後、渋谷区立勤労福祉会館で、アジア共同行動(AWC)首都圏主催の「失業・排外主義・改憲に抗して、民衆の命と権利を守ろう! 6・21国際連帯集会」が開かれた。
 午後二時から集会がはじまり、はじめにアジア共同行動日本連絡会議共同代表の鴨居守さんが主催者挨拶を行なった。
 鴨居さんは、「新型コロナウイルス感染症の世界的拡大で、新自由主義グローバリゼーションの行き詰まりが決定的に露呈した。格差拡大によって〝その日暮らし〟の生活を強いられる人々が集中してコロナウイルスの被害を受けている。このような社会を変えていくことができるのは民衆の闘い以外にない。およそ八年間にわたり〝お友達優遇〟の悪政を続けてきた安倍政権を今こそ倒そう。沖縄の「県」議選勝利、イージス・アショアの配備『停止』は民衆の粘り強い反対闘争の結果だ。これからも共にがんばっていこう」と語った。
 続いて、AWC韓国委員会のホ・ヨングさんによる、朝鮮半島情勢、政治、経済、脱核運動を中心とした約一五分の講演ビデオが上映された。
 ホ・ヨングさんのビデオ講演を受けた後、休憩をはさんで、講師への質疑・応答がホ・ヨングとのオンライン形式によって行われた。六月一六日のケソン南北共同連絡事務所爆破を契機とした南北朝鮮の関係の今後や、文在寅(ムンジェイン)政権への評価、韓国での反原発運動や日本軍性奴隷制度被害者支援運動問題など、様々な質問や意見提起がおよそ一時間にわたり活発に行われた。
 また、滞日フィリピン人の民衆運動組織からは、オンラインで「独裁的で軍事手段を使う政府に抗して力強く立ち上がって果敢に闘おう」と題した連帯アピールが行われた。
 さらに、中小民間労働運動を闘う仲間が、コロナ禍での二〇年春闘の取り組みの報告と、そこで問われた課題、そして「コロナ後の世界」の労働運動の展望などについて連帯アピールを行なった。
 「米軍基地に反対する実行委員会」の大森進さんは、今年で八年目を迎えた6・6横田基地反対集会・デモの報告と、オスプレイ横田配備反対の取り組みを中心にしたアピールを行い、横田基地第二ゲート前での定例スタンディング行動への参加を呼びかけた。
 最後に「失業・排外主義・改憲に抗して、民衆の命と権利を守ろう! 国際連帯集会」集会決議(案)が提起され、全体の拍手をもって採択され、集会は終了した。




 

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