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■12・13 東京 土砂投入一カ年弾劾 「埋めるな!連」が防衛省行動 一二月一三日夕刻、防衛省前において、「許さない土砂投入! 今すぐやめろ! 辺野古埋め立て 防衛省前抗議アクション」が「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会(埋めるな!連)」の呼びかけで取り組まれ、およそ一〇〇名がこの行動に参加した。 これまで何度も示されてきた沖縄の民意を無視して、政府・防衛省が海への土砂投入を強行してから一年が経つ。辺野古現地では、機動隊や海上保安官の暴力的弾圧に屈することなく陸上、海上での抵抗闘争が粘り強く闘い抜かれており、これが暴力的工事強行に遅延を強制してきている。本行動はこの沖縄人民の闘いに応えるものとして緊急に取り組まれた。 午後六時半から集会が開始された。はじめに主催者の「埋めるな!連」から発言が行われ、「昨年一二月一四日、不当にも辺野古の海への土砂投入が強行された。本年二月には県民投票で、70%以上が辺野古新基地建設反対の意志表示をしたが、政府は三月には第二工区への土砂投入の暴挙に出た。しかし、軟弱地盤の存在や活断層の存在によって辺野古新基地は完成の展望などない。沖縄現地での身体を張った抵抗闘争によって、工事は全体の1%程度しか進んでいない。この闘いに連帯し『本土』での闘いを積み上げていこう」と語った。 つづいて、ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんからの電話を通じた現地報告、「警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟」原告からの呼びかけが行われた。 その後、辺野古新基地建設の即時中止を求める防衛省への申し入れが行われ、「申し入れ書」が読みあげられた上で防衛省職員へて手渡された。 さらに、12・3辺野古現地での海上大行動に参加した仲間や、「止めよう! 辺野古埋め立て 国会包囲実行委員会」、琉球遺骨返還訴訟に取り組む仲間からのアピールが行われた。 集会の最後に「辺野古に基地はいらない!」「できない基地に税金使うな!」「辺野古の海を土砂で埋めるな!」のシュプレヒコールを防衛省に叩きつけ行動は終了した。 |
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