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     7・21 東京

    できない!つくらせない!

    「埋めるな!連」が新宿行動


 
 七月二一日午後、「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会(埋めるな!連)」呼びかけの、「できない! つくらせない! 辺野古新基地7・21新宿アクション」が約一五〇名の結集で取り組まれた。
 午後一時から、参加者はJR新宿駅西口前、南口前、新宿三丁目交差点の三箇所において、リーフレット配布やアピール活動を行った。
 午後二時から、新宿駅東口のアルタ前広場に参加者全体が結集し、大アピール行動が行われた。
 主催者あいさつに立った「埋めるな!連」の方は、「沖縄ではこの間の選挙で辺野古新基地建設反対をかかげた候補が勝っている。また県民投票でも72%の新基地建設反対の圧倒的民意が示された。でも政府の新基地建設強行が止まらない。今も県条例違反の赤土の混じった土砂が辺野古の海へ投入され続けている。このような民意無視の違法工事の現実を多くの人に知ってもらいたい。私たちが用意したリーフレットをぜひ手に取って読んでいただきたい」と語った。
 その後、川口真由美さんの歌の披露や、沖縄平和運動センター議長の山城博治さんからの電話を通じてのアピール、辺野古派遣カンパの呼びかけなどが行われた。また、「沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会」から辺野古現地行動の報告が、「辺野古埋め立て土砂搬出反対全国協議会首都圏グループ」から全国での土砂搬出を阻止する取り組みの報告が、それぞれ行われた。
 大アピール行動の最後に、「辺野古の海を土砂で埋めるな!」「政府は沖縄の民意を無視するな!」などのシュプレヒコールを全員で唱和し、新宿駅周辺一周のデモに出発した。
 デモ参加者は、辺野古・大浦湾の美しい海の写真パネルや、色とりどりの横断幕を掲げて、沿道の人々に辺野古新基地建設反対運動への支援・連帯を呼びかけた。デモ隊に並行して、沿道の人々に対するリーフレットの配布も行い、多くの人が手に取っていた。
 デモコース途中には辺野古新基地建設施工業者である大成建設本社の入る新宿センタービルがある。ここでデモ参加者は、「大成建設は辺野古新基地建設強行を直ちにやめろ!」「軟弱地盤は改良できない!」「これ以上税金を無駄に使うな!」とシュプレヒコールをあげた。デモは新宿区役所近くの遊歩道で流れ解散となった。


 

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