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     6・23 沖縄

    「慰霊の日」式典への安倍出席弾劾行動を闘う

      
三里塚・市東さんと共に決起


  
 六月二三日、戦後七四年目の沖縄戦「慰霊の日」を迎えた。われわれにとって「慰霊の日」とは、天皇制「国体護持」のための「捨て石戦」として強要され、二〇万余の沖縄人民が犠牲になった沖縄戦の実相を風化させることなく、反天皇・反戦平和創造の起点としてある。今年は三〇年ぶりという朝からの風雨に見舞われ不安定な天候の中、式典会場の糸満市摩文仁の平和祈念公園入口には五〇名余の労働者、市民が集結し、安倍の式典参列抗議行動に立ち上がった。
 「沖縄に基地を押し付ける安倍政権/沖縄・慰霊の日に参加資格なし」の横断幕を正面に掲げ集会が開始される。そして、「県」警および反革命右翼集団の執拗な妨害と対峙しながら毅然としたリレーでの訴えが響きわたる。式典参列の遺族らもバス車中から手を振り応えてくれる。さらに、今年も三里塚芝山連合空港反対同盟の市東孝雄さんが決起し、「辺野古新基地建設絶対反対」同盟のぼり旗を掲げ弾劾行動を共に闘った。
 一一時過ぎ、白バイや警備車に囲まれオズオズと会場入り口に現れた安倍の車列に対し、徹底弾劾のシュプレヒコールを浴びせた。式典会場においても、「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くして」と白々しくあいさつする安倍に対し、参列者から怒号が浴びせられた。沖縄戦犠牲者を足蹴にし、基地押し付けを居直る安倍を誰が許すものか。玉城デニー知事も「平和宣言」で「県民投票の結果を無視して工事を強行する政府の対応は民意を尊重せず、地方自治をもないがしろにするものだ」と安倍を糾弾、辺野古新基地断念を強く迫り、指笛や拍手が響きわたった。式典内外を貫く安倍弾劾行動は沖縄の怒りの一端でしかないことを今後とも思い知らせてやろう。団結ガンバローを三唱し、抗議行動を終えた。
 なお、午後から魂魄の塔隣りで開催された国際反戦沖縄集会(一坪反戦地主会等実行委員会主催)では、市東孝雄さんと市東さんの農地を守る沖縄の会のメンバーが農地取り上げ反対、異議審控訴審勝利への支援を訴える反対同盟リーフレットを配布し、「国策」と闘う三里塚との連帯を呼びかけた。集会の中でも反対同盟・市東さんの紹介がなされた。


 

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