共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

     2・25 東京

    辺野古新基地建設NO!

             400名が集会・デモ


 
 二月二五日午後、東池袋中央公園において「護岸工事・土砂投入で海を殺すな 辺野古新基地建設NO! 2・25首都圏大行動」が開催され、およそ四〇〇名が参加した。主催は2・25首都圏大行動実行委員会。
 寒風の中、午後二時より集会は開始された。司会者は「二月四日の名護市長選で、残念ながら新基地建設に反対する稲嶺候補が負けてしまった。でも、私たちはあきらめない。沖縄との連帯の気持ちを新たにして行動していこう」とあいさつした。
 はじめに「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」(辺野古実)の代表があいさつし、「本日の集会の目的は、第一に、名護市長選での敗北で、基地建設反対の民意が否定されたわけではないことを訴えていくことだ。市長選直前の世論調査では、66%の人が基地反対と回答している。安倍政権は渡具知候補の勝利で基地が容認されたといっているが、そうではなく、名護市民の民意は引き続き基地反対だということを伝えていこう。第二に、六月からの土砂投入を絶対に阻止するために、首都圏でもっと大きく声をあげていく必要がある。本日のデモでこのことを強く訴えていこう」と語った。
 次に、沖縄からヘリ基地反対協議会の安次富浩さんの電話を通したアピールが行なわれた。安次富さんは、「名護市長選と市議補選で残念ながら敗北したが、ここで新基地建設反対をあきらめるならば日本政府の思うつぼだ。われわれは勝つまで決してあきらめない。名護市議選、沖縄知事選に勝利するためにがんばろう」と語った。
 さらに、辺野古で海上行動をたたかう抗議船の船長や、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会・反辺野古土砂搬出/首都圏グループなどが発言し、辺野古の最近の状況や、今後の闘いの決意を次つぎと語っていった。発言の合間には、カンパ要請や辺野古の闘いの現場で歌われている歌の合唱などが行なわれた。
 その後、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック共同代表の大仲さんが、首都圏での辺野古新基地建設を阻止するための行動予定を紹介し、参加を呼びかけた。そして「名護市長選の結果によって、沖縄が基地を容認したわけではない。六月と言われている本格的な土砂投入を許さないために、一緒に闘おう」と語った。
 最後に参加者全員で「辺野古の海を埋め立てるな!」「ジュゴンを守ろう! サンゴを守ろう!」「米軍機の相次ぐ事故を許さないぞ!」などのシュプレヒコールを全体で唱和した後、池袋駅を一周するデモに出発した。
 辺野古新基地建設阻止、土砂投入反対などを訴えるカラフルな横断幕や旗などを林立させて練り歩くデモは、沿道を行き交う多くの人々の注目を受けていた。沿道からは賛意の手を振る人も現れた。
 デモは出発地点の公園で終了した。行動参加者は六月の本格的な工事強行を絶対に阻止するため、首都圏での取り組みを強化していくことを誓い合い、この日の行動を終えた。



 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.