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     12・15 沖縄

    相次ぐ米軍機事故に怒り!3000人が結集

          
オスプレイ墜落一周年抗議集会



 

 十二月十五日、米軍普天間基地所属のオスプレイが名護市安部(あぶ)集落近くの海岸に墜落撃破した事故(二〇一六年十二月十三日)から一年を迎え、「欠陥機オスプレイ墜落一年! 抗議集会」が、名護市屋内運動場で開催された。主催は、辺野古新基地建設を造らせないオール沖縄会議で、集会には市内外から三千人が結集した。
 事態は深刻である。十二月十三日には、米軍普天間基地所属のCH53E大型輸送ヘリの窓(7・7キログラム)が、普天間第二小学校の運動場に落下し児童が風圧で飛んできた石に当たりけがをする重大な事故が発生。その数日前の十二月七日にも宜野湾市の保育園にCH53Eヘリの部品が落下する事故も発生し(米軍は否定している!)、普天間基地の危険性がこれまで以上に現実的になっているのだ。さらには、東村高江でのCH53Eヘリ墜落炎上事故(十月十一日)の記憶もよみがえる。
 登壇した稲嶺進名護市長をはじめ各界代表者はこうした米軍優先の沖縄の現実を口々に弾劾し、「世界一危険な普天間基地の危険性を放置してきた一番の当事者は日米両政府である」、力を合わせて全米軍機の撤去、辺野古新基地阻止闘争の勝利を訴えた。集会では、①欠陥機オスプレイの撤去、普天間基地の全機飛行停止、②在沖米海兵隊撤退、米軍基地整理縮小、辺野古新基地阻止、普天間基地の閉鎖・撤去、③日米地位協定抜本改定を柱とする決議を採択し、総力でたたかう決意をガンバロー三唱に込め、高揚感が包み込む中、集会を終えた。

 

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