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■12月22日 東京 警視庁機動隊は辺野古から撤退せよ 辺野古リレー、177団体の賛同集め、要請と抗議行動 十二月二十二日午後六時三十分より、「辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ」(辺野古リレー)よびかけの警視庁抗議行動が取り組まれた。年末の寒い中にもかかわらず、およそ八十名の人民が結集した。 辺野古リレーは、「警視庁機動隊を辺野古から撤退させよう! キャンぺーン」として、これまで警視庁抗議行動(十一月八日)、東京都議への陳情と都議会前での街頭アピール行動(十二月十五日)を行なっており、今回はその第三弾の行動である。 同団体がよびかけた警視庁機動隊の即時撤退、海上保安庁による暴力行為禁止、辺野古新基地建設中止の要請には、十二月二十二日時点で、百七十七の団体が賛同している。 当日は、午後一時三十分から警視庁への要請行動、午後四時から記者会見を行なったうえでの警視庁抗議行動となった。 最初に、警視庁に対する要請行動の報告が行なわれた。警視庁機動隊は、年末年始の警備のため一時東京に戻ってきているが、沖縄「県」警の要請があれば、一月中にも再び辺野古に配備される可能性が高い。報告者からは、これを許さないたたかいを進めていこうと呼びかけられた。 その後も途中でコールをはさみつつ、辺野古実や直接行動(学生ハンスト実改め)の学生、辺野古現地で長期間カヌー隊をしていた参加者などがつぎつぎに警視庁機動隊の不当な暴力的弾圧を徹底弾劾し、辺野古決戦をたたかう決意を表明していった。 また、電話回線を通じて、ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんは、警視庁機動隊の辺野古配備について、「私たちは『琉球処分』の再来だと思っています。絶対に私たちの民意をつぶすことはできません。東京・関東の皆さんと連帯したたかっていきたい」と力強く訴えた。 最後に、全員で「座り込め」を合唱してこの日の行動を終えた。 安倍政権による辺野古新基地建設を絶対に阻止するため、「本土」においても直接行動を何度も叩きつけていかなければならない。警視庁機動隊の再度の辺野古派遣を許さず共にたたかいぬいていこう。 |
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