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     10月20日 東京

     政府は埋立承認取り消しに従え
  
 
       国交省行動に百八十名決起


 

 十月二十日午後六時三十分より、国土交通省の入る合同庁舎前にて「沖縄県による辺野古埋め立て承認取り消しに安倍政権は従え! 国交省による行政不服審査と取り消し処分の効力停止を許すな! 国交省抗議行動」が百八十名の結集で緊急に取り組まれた。主催は「止めよう! 辺野古埋め立て 国会包囲実行委員会」だ。
 十月十四日、ついに翁長知事は辺野古埋め立て承認を取り消した。機動隊や海保の不当極まる弾圧に抗し、辺野古現地では連日不屈の直接行動がたたかい抜かれてきた。この決起こそが、ついに翁長知事の埋め立て承認取り消しを引き出したのだ。待ちに待った翁長知事の快挙に沖縄人民の八割が支持を表明している。
 しかし防衛省沖縄防衛局は、すぐさま不服審査請求と取り消しの停止を国土交通省へと申し立てる暴挙に出たのだ。
 国家機関からの申し立てを、同じ国家機関である国交相が審査するというのである。身内同士での「審査」など結果はあらかじめ明らかであり、茶番劇以外の何物でもない。まさに民意無視の安倍政権の腐敗した独裁政治そのものだ。
 正義・大義は圧倒的支持を背景にした沖縄人民の側にこそある。この沖縄人民の民意に断固として応えるべく、「本土」中枢の国交相に対する緊急行動はたたかわれた。
 司会の沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの木村さん司会のもと、午後六時から行われた国交相への申し入れ報告、環境NGOのFoEジャパン、労働組合、市民運動などからの連帯と決意表明がつぎつぎと行なわれた。
 どの発言も翁長知事の取り消しを断固支持すると同時に、沖縄防衛局長が「私人」などと詭弁を使った不服審査請求など無効であり、国交省は知事の決定に従えという怒りに満ちたものだった。
 司会から「本年三回の国会包囲行動と安保法案とのたたかいの中で、辺野古新基地建設反対運動は『本土』においても浸透してきた。現地では来週より仮設工事が始まるかもしれないという緊迫した状況にある。奄美などでも土砂搬出を許さないたたかいが開始された。十月二十九日学習会、十一月一日新宿デモ、二十九日大集会に連続して結集しよう。沖縄と連帯し東京でたたかいを広げていこう」というまとめと提起を受けた。
 最後に全体で団結ガンバローを唱和し、行動を終了した。


 

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