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     8月27~9月2日 東京

    学生ハンスト実

 
戦争法案粉砕掲げ148時間の国会前ハンスト・座り込み


 

 八月二十七午後二時より国会参議院議員会館前において、安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会(学生ハンスト実)が、無期限ハンストにたちあがった。
 学生ハンスト実の声明文には、「自らの生活に代えてでも安倍政権の戦争準備を拒否し、世界中のあらゆる戦争に加担することを拒否するという姿勢を直接行動によって示していくべき」とあり、この行動が自らの身体を張った直接行動であることを宣言している。さらには「沖縄・辺野古での反基地運動が、自らの平和を希求すると共に、基地を通じて世界の民衆が殺害されていくことを実力で拒否しているのと同様に」と、沖縄人民が切り拓いてきた実力抵抗闘争に連帯し、それに応える「本土」での実践としてたたかい抜くという強い決意を見てとることができる。
 秋雨前線の停滞により連日冷たい雨が降り続くなか、学生ハンスト実の四名は二十四時間体制で、ハンスト・座り込み闘争を継続した。
 途中、警察や右翼などによる嫌がらせや妨害をはねのけ、九月二日夕方まで、最後の一名にドクターストップがかかるまでの、およそ一週間―百四十八時間におよぶハンスト闘争をたたかいぬいた。
 この決起は、多くの人民からの共感、支持を得た。通行人からは、激励やカンパなどがつぎつぎと寄せられていた。八月三十日の国会大包囲闘争の際には、多くの人々が足を止め、彼らの訴えに聞き入った。また、激励の握手や写真撮影、カンパが途切れることなく続いていた。国内外のマスコミも多く取材に訪れていた。
 辺野古現地において最先頭でたたかう人士や、首都圏で辺野古新基地建設阻止をたたかう青年たちなどが、連日激励と支援に訪れていたことも、この闘争の大きな特徴であったといえるだろう。
 戦争法案強行成立阻止をめざす大衆的直接行動は、青年・学生さらに高校生にまで急速に、全国的レベルで拡大・発展している。
 このような情勢のなかで、沖縄・辺野古新基地建設阻止の不屈の実力抵抗闘争に学び、文字通り身体を張って、限界までたたかい抜いたハンスト実行者たち。そして、不眠不休で支え抜いたスタッフの皆さんに、われわれは最大限の敬意を表すとともに、戦争法案成立絶対阻止、安倍右翼反動政権打倒のため、ともに全力で闘うことを表明したい。


 

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