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■6月24日 東京 「戦争法案廃案」「安倍政権退陣」 三万人の労働者市民が国会を包囲 六月二十四日夕方、国会周辺は三万人の労働者市民に包囲された。 国会の会期を延長し、明白な「憲法違反」である国際戦争支援法などの戦争法案を強引に成立させようという安倍政権に対し、日々民衆の怒りと危機感が高まっている。「戦争させない・九条壊すな! 総がかり行動実行委」の呼びかけに応えて、首都圏から人々が続々と国会周辺に結集した。 とりわけ正門前ステージは足の踏み場もないほど人々が詰めかけ、各所に配置された警察官は制動をかけるのに必死であった。 ステージでは野党議員や文化人のアピールが続く。その合間に司会者が「戦争法案、今すぐ廃案!」とリズムに乗ってこぶしを突き上げ、全員が国会に向けて叫んだ。「安倍を倒せ! 反戦実行委員会」(反戦実)やアジア共同行動日本連、辺野古リレーなど沖縄連帯勢力も正門前で最後まで声を上げ続けた。 「もはや議会政治は崩壊した。議会の外で、市民の力が会期を延長に持ち込んだ。われわれが勝つか、安倍が勝つか。残り九十五日間をたたかおう」(立憲デモクラシーの会)。今こそ大衆運動の荒々しい力で戦争法案を廃案に追い込み、辺野古新基地建設を阻止し、安倍政権を打倒しよう! |
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