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■6月23日 沖縄 三里塚反対同盟・市東さんとの交流会を実現 六月二十三日那覇市内において、市東さんの土地を守る沖縄の会主催で、三里塚芝山連合空港反対同盟・市東孝雄さんを囲む交流会が開催された。交流会には三十名が参加した。 会は川野純治名護市議の司会進行の下、沖縄の会を代表して知花盛康さん(彼は、一九八七年沖縄国体粉砕闘争過程で、知花昌一さんの「日の丸」焼き捨て闘争をともに闘い、でっち上げ弾圧を粉砕した)が発言し、「国策」と闘う沖縄、三里塚、福島との連帯をさらに強め、安倍政権の戦争遂行政策を打ち砕こうと訴えた。また、辺野古ゲート前での行動を終え駆け付けたヘリ基地反対協代表の安次富浩さんからは、辺野古現地闘争のリアルな報告と勝利への展望が語られた。くわえて、米軍上陸後「大浦崎収容所」が設置されていたキャンプ・シュワブ内において未収骨となっている戦争犠牲者・戦後犠牲者を追悼すべく香炉台を置いて反戦を誓ったことも報告された。 あいさつに立った市東孝雄さんからは、前日の辺野古ゲート前での攻防で、民間警備会社、「県」警、沖縄防衛局一体となった弾圧を体験した中から、成田での弾圧と重ね合わせて国家権力の横暴さへの怒りが表明された。また、六月十二日の東京高裁による農地法裁判での不当判決を弾劾し、農地を守り農地と共に生きていくと改めて不退転の決意をのべた。また耕作権裁判、十月全国集会への大結集も呼びかけた。 その後、参加者からの連帯と決意表明を受け、最後に市東さんの集約発言を受け、会は閉じられた。意義ある交流会となった。 沖縄の会では、全国集会を前にした独自集会を九月にも開催する準備を開始した。沖縄と三里塚との連帯の陣形をさらに強化していこう。 |
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