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■4月26日 北九州 メーデー行動の闘いを安倍政権打倒へ繋げよう! ●4・26 「八時間労働制と平和を」訴えデモ 四月二十六日日北九州で「共に生きよう・連帯」メーデーが開催され、ユニオン北九州、郵政ユニオン、がっこうユニオンうい、福岡地区合同労組、フリーターユニオン、AWCなどの団体から約六十名が参加した。「共に生きよう・連帯」は独立労組系が集まり自分たちの声を上げる場を作り行動しようと、毎年独自のメーデー等を行っている。 小倉駅前広場に集まった労働者達は次々と発言に立ち、「労働法制の大改悪は絶対に許さない」「残業代ゼロ法案が通れば過労死が増えるだけだ」「労働者すべてを派遣にする法案反対」と力強く訴えた。解雇撤回を闘っている労働者は、「たとえ裁判に勝利しても職場復帰できない可能性のある法案なんか必要ない」と金銭解雇法案を批判し、フリーターユニオンは「生きていける社会の実現こそ必要だ」と切々と訴えた。郵政労働者ユニオンからは、「一五春闘で非正規労働者の均等待遇を掲げたスト決起集会を五十五名の地域の仲間で貫徹し、全労協、全労連、連合、地域ローカルセンターの参加でその場での統一戦線が実現された」との報告もあった。また、教育の国家統制と多忙化政策の実態を暴露する教育労働者の発言もあった。そのすべての発言は駅周辺の市民の心に響くもので立ち上がりを促すものになった。最後に「八時間労働制と平和を」とシュプレヒコールをあげデモに移っていった。 ●5月1日メーデー行動 三カ所の争議職場に抗議行動 メーデーの五月一日、ユニオン北九州は三か所の争議職場に抗議申し入れをする「集中連帯行動」を行った。二度も解雇され勝利判決を勝ち取ろうとする労働者、残業代未払い賃金が数百万円もある労働者、組合に入って有給休暇や労働者代表をかちとり職場改善に取り組む労働者を激励し闘いを前進させる為に二十名の労働者たちが赤旗を手に会社、経営者を追求していった。そしてこの集中連帯行動を貫徹したユニオン北九州の労働者は、夕方から開催された門司地区労主催の「労働法制改悪反対!門司地区決起集会に合流していった。 この集会は、労働法制の大改悪と断固闘い安倍打倒の運動を作っていく出発点と位置付けられて開催された。定年後再雇用拒否と闘う労働者の弁護を引き受けている地元の弁護士から「労働法制改悪の狙いとポイント」と題してトータルに解りやすい解説があった。その狙いは「人件費を経営者の都合で自由自在にコントロールすること」でありあらゆる角度から労働者保護を謳う労働法制が攻撃を受けている状況で、これまでになく労働基本権の重要性が問われる時代が到来したことが語られた。 集会の最後に、地区労会長から「今国会の会期を延長してでも、労働法制や戦争立法を成立させ、沖縄辺野古新基地建設を推し進めようとする安倍政権を打ち倒す広範な闘いを今日から進めよう」と力強い提案がされ拍手で確認された。具体的には五月十日から毎週日曜日に小倉駅前での情宣活動、デモ、署名、幅広い呼びかけなどを行う予定だという。 いま全国では「総がかり行動」や「安倍倒せ!反戦実」など各地で安倍右翼反動政権と総対決する闘いが沸き起こってきている。メーデー行動を皮切に全国の闘いと一緒になって、安倍打倒の広範な闘う戦線を北九州の地から創り上げていこう。 |
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