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     3月21日 東京

   「安倍たおせ」掲げ戦闘的な集会・デモ

       5~6月、さらなる街頭政治闘争を


 

 三月二十一日、東京の新宿において「集団的自衛権法制化阻止 安倍をたおせ!」を掲げる「3・21 さあ行くぞ!」デモが、実行委員会の呼びかけで取り組まれた。四百名の労働者・学生・市民が新宿区の柏木公園に結集し、「安倍打倒」を高々と掲げる戦闘的な集会・デモ行進をたたかい抜いた。
 十三時に開始された集会は、参加者一体となったシュプレヒコールで始まり、「安倍政権を打倒するぞ」と気勢を上げた。
 そして「九条改憲阻止の会」の松平さんが発言に立ち、「安倍の戦争政策に反対する決意をもってデモにうって出ていこう」「安倍の戦争政策を打ち砕くには、政権と対決する民衆自身の力によって粉砕するしかない」「3・11以降、原発震災の現実を直視し新しい社会を希求する動きが広がっている。そうした新しい社会を求める運動と反戦運動を結び付けていきたい」「五月から六月、国会闘争に立ち上がっていこう」と訴えた。
 つづいて、沖縄・一坪反戦地主会の下地さんが「今日、沖縄では県民集会がたたかわれている。沖縄の人々は、もうこれ以上、日本政府のやり方を許すことはできないと立ち上がっている。それに対し日本政府は、沖縄は日米の植民地であるというような、ものすごい攻撃をかけてきている。辺野古新基地建設を阻止するために、もう一歩進んだたたかいにともに立ち上がることを、ヤマトの人々に訴えます」と発言した。
 経産省前の脱原発テントの渕上さんは「安倍の戦争政策に対し、何十万という人々が一同に結集し、安倍の野蛮で拙劣なる政治に反対していこう。テント裁判では、テント撤去の仮執行を停止するという東京高裁の命令が出た。脱原発運動の象徴として、たたかいを続けていく」と決意を表明した。日雇全協からは、福島の除染労働者が置かれた実情が明らかにされ、福島の除染労働者に対する相談センター設立にむけて取り組んでいることが報告された。つづいて学生から発言があり、「若者、学生は戦争に動員され、最前線に送られてきた歴史がある。だからこそ、学生は戦争を拒否し、戦争政策を進める国家権力とたたかうべきなのだ」と力強く決意を表明した。
 そして、参加者は整然と隊列を組んで街頭デモに出発した。デモ隊は「集団的自衛権の法制化を許さないぞ」「辺野古新基地建設を阻止するぞ」「福島原発事故を許さないぞ」「安倍政権を打倒するぞ」とシュプレヒコールをあげて、新宿一帯のデモ行進を貫徹した。
 五月から六月にむけて、安倍打倒の街頭政治闘争に立ち上がって行こう。「九条改憲阻止の会」がよびかける五月からの国会座り込み闘争に駆け付けよう。街頭デモと国会前結集の大衆的運動の高揚をかちとっていこう。


 

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