共産主義者同盟（統一委員会）

■3月8日　東京

　反原発掲げ統一行動

国会請願デモ・包囲行動

　

　３・11福島第一原発事故から四年目を迎える三月八日、東京・日比谷野外音楽堂において「３・８ＮＯ　ＮＵＫＥＳ　ＤＡＹ　福島を忘れるな！再稼働を許すな！　反原発統一行動」が、さようなら原発１０００万人アクション、首都圏反原発連合、原発をなくす全国連絡会の主催でたたかわれた。集会とともに、国会請願デモ、国会包囲行動、国会前集会が取り組まれた。
　福島原発の事故は収束どころか、汚染水が毎日漏れ続け、その汚染水が海に垂れ流されている。さらに、溶けた炉心がいまだにどこにあるのかわからず、廃炉の工程すら目途がたたない状態だ。安倍が強弁する「コントロールされている」状態ではないのだ。
　集会には、多くの労働者・市民・学生が次々と結集してくる。アジア共同行動首都圏は、独自ビラを用意し、反原発・反核・反戦・安倍政権打倒を呼びかける情宣をおこなった。
　午後一時からの日比谷野外音楽堂で行われた集会では、真っ赤な「反原発　ＮＯＮＵＫＥＳ！」と書かれたプラカードが、会場を埋め尽くした。福島、福井、静岡、鹿児島の原発立地からの報告がおこなわれた。
　国会請願デモは、「福島を忘れるな！　再稼働を許すな！」の声をあげながらおこなわれた。同時に、国会包囲行動も取り組まれ、国会周辺を赤いプラカードを掲げた労働者人民が包囲した。
　一連の行動の参加者は、主催者発表で、のべ二万三千人だった。