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     2月14日 京都

   戦争への道阻止、安倍打倒を訴えデモ

     
アジア共同行動・京都が呼びかけ
    

 
 
 二月十四日、アジア共同行動・京都の呼びかけによって、「倒そう!安倍政権 戦争への道を許さない2・14集会」が約七十人の結集でウイングス京都において開催された。集会の最初に主催者あいさつを行った瀧川順朗さん(アジア共同行動・京都代表)は、安倍政権が集団的自衛権法制化、辺野古新基地建設の強行などによって戦争への道を突き進み、また労働者に貧困と無権利を強制していることを厳しく批判し、アジア民衆に連帯して安倍政権を打倒しようと呼びかけた。続いて、台湾の労働人権協会からの連帯メッセージ、韓国からのビデオメッセージが紹介された。これらのメッセージは、アジア各国・地域の民衆が集団的自衛権行使の合憲化をどれほど脅威に感じているのかを示すものであるとともに、日本の民衆に対する叱咤・激励であった。
 集会の第一部のメインである「集団的自衛権行使容認の深層~安倍政権と『戦争国家』日本の道を阻むために」と題した纐纈厚さんの講演は、まさに安倍政権による集団的自衛権行使と戦争国家を真正面から批判するものであった。纐纈さんは、集団的自衛権行使容認の閣議決定の違法性、着々と進む危険な国家改造計画、安倍政権はどこに行くのか、右翼国家日本の現状を問う~なぜ過去を克服できないのかという四つの領域にわたって、内容を展開した。そして、今こそアジア民衆との連帯が問われていることを強調して、講演をしめくくった。
 休憩をはさんだ第二部として、各団体・個人のリレーアピールと安倍政権打倒デモが行われた。リレーアピールでは、反戦共同行動(きょうと)世話人の米澤さん、米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会共同代表の白井さん、 待ちなはれ!京都にも米軍基地はいりまへんの会の小笠原さん・志久内さん、「NO BASE沖縄とつながる京都の会」事務局の内富さん、基地と集団的自衛権に反対する若者アクション(ABCDアクション)の熊野さん、きょうとユニオン洛南支部委員長の野村さんなどが次々とアピールを行った。その後、集会参加者は鴨川三条河川敷までのデモを行った。
 この集会は、アジア共同行動・京都にとって、六月アジア共同行動京都集会と集団的自衛権法制化阻止・安倍政権打倒国会闘争への総決起に向けた出発点となる集会であった。集会には、この数年のアジア共同行動・京都の主催集会をはるかに越える人々が結集した。とりわけ、昨年の米軍Xバンドレーダー基地反対!現地闘争をともに闘った活動家たちが多く結集したことが特徴であった。


 

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