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     1月25日 東京

   辺野古新基地建設阻止!7千人が国会包囲

     
沖縄―「本土」貫く総力戦へ
    

 

 一月二十五日、「沖縄の民意を無視するな!」「辺野古に基地を作らせない!」をかかげ、「国会包囲ヒューマンチェーン」の行動が取り組まれた。実行委員会の呼びかけに、七千人の労働者・学生・市民が結集し、包囲行動をたたかい抜いた。
 まず司会から「沖縄の総意を無視して、強引に辺野古に基地つくろうとしている。この安倍政権の策動に対して、沖縄と連帯し、たたかおう」と訴られ、包囲行動は始まった。
 つづいて、この行動に駆け付けた沖縄選出国会議員五名が発言した。照屋寛徳さんは「安倍政権が辺野古に基地を作るために、沖縄に構造的差別と暴力を強制している。断じて許されない」と弾劾した。玉城デニーさんは「沖縄の民意を無視して工事を強行する。安倍政権が沖縄でやっているのは、民主主義の破壊だ」と怒りをもって訴えた。赤嶺政賢さんは「沖縄の民衆が安倍政権に立ちはだかっている」状況を明らかにした。仲里利信さんは「辺野古に新しい基地を作らせない。沖縄の人々は、基地問題の相手は日本政府だととらえている。政府と『オール沖縄』という形で対峙している」と沖縄反基地闘争がかちとっている地平を強調した。糸数慶子さんは「安倍政権は、憲法改悪に向けて進むと同時に、辺野古では暴力を行っている。安倍政権を打倒し、戦争につながる全てのものに反対していきましょう」と訴えた。
 また、辺野古現地からの発言として、沖縄平和運動センターの山城博治議長が電話を通して訴えた。山城さんは「横暴極める政府、海保と県警の暴力をはねのけて工事を絶対に止める決意だ。全国からも力を貸してほしい」と、あらためて辺野古現地攻防への支援を訴えた。
 そして、ジャーナリストの前田哲男さんや鎌田慧さんが発言し、沖縄出身の学生もマイクを握った。また、「辺野古リレー」など首都圏で辺野古現地攻防の支援に取り組む市民団体が次々と発言した。
 そうした発言が続くなか、結集した人々は国会を包囲する陣形を作っていった。そして、二回の包囲行動を成功させた。辺野古現地でも同時行動が取り組まれ、人間の鎖でシュワブのゲートを封鎖するたたかいがかちとられた。
 「本土」―沖縄を貫く辺野古新基地建設阻止の決戦に立ち上がろう。沖縄人民とともに辺野古現地攻防に決起しよう。辺野古現地攻防への支援を強化し、辺野古新基地建設阻止をかちとろう。


 

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