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     12月6日

   安倍たおせ!集会
     

   安倍政権と対決する陣形を作ろうと闘争アピール
    

 

 十二月六日、東京の文京区民会館において、「九条改憲阻止の会」が主催する「集団的自衛権の行使容認を許すな 12・6安倍たおせ!集会」が取り組まれた。
まずはじめに、主催者あいさつとして三上さんが「来年は安倍政権による全面的な改憲攻撃、そして原発再稼働攻撃が予想される。安倍政権と対決する陣形を作っていくことが求められている」と発言し、集会は開始された。
 ゲスト講演として、『東京新聞』の半田滋さんが「集団的自衛権による戦争のできる国づくりについて」と題した講演を行った。半田さんは、まず安倍政権の政策を「富国強兵」政策であるとした。アベノミクスと改憲である。そして、安倍自身が二度にわたって記者会見で行った説明を「全くのデタラメだ」として、集団的自衛権「合憲」化を弾劾した。そして、来年の安保ガイドライン法制の改悪によって、集団的自衛権「合憲」化が実効性をもつことになると強調した。そして「安倍政権は、来年の通常国会で安保法制の改悪を強行しようとするだろう」「ガイドライン改定のあとは、防衛計画の大綱や中期防の改定に進んでいく。そこで、自衛隊内に諜報組織や海兵隊を創設することを盛り込んでくる」「自衛隊の任務が、専守防衛から海外展開へと拡大し強化されていく。そのため、防衛費も現在の五兆円から八兆円、十兆円と膨らんでいくのは必至だ」と話した。
 つづいて参加者の発言が行われた。脱原発川内テントの江田さんは、九月二十六日のテント設置以来、現地住民との交流を進め、闘いの支援を続けていることを報告した。
 経産省前脱原発テントの淵上さんは、「テント裁判が十二月三日に結審した。裁判長による突然の決定だった。国に肩入れした判決が出ても、断固たたかう」と訴えた。
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの外間さんは、辺野古現地の状況をはじめ、沖縄では衆議院選挙で自民党候補者を絶対に当選させない闘いがすすめられていることを報告した。
 伊達判決を生かす会の吉沢さんは、砂川事件の再審請求で二万を超えた署名を裁判所に突きつけて闘っている意義について述べた。
 ジグザグ会は、安倍政権打倒をかかげる左派の結集を実現し、安倍と対決する陣形をつくろうと訴えた。
 そして闘争アピールが読みあげられ、満場の拍手で採択された。最後に参加者全体で「安倍政権を打倒するぞ!」などのシュプレヒコールを上げ、安倍政権との攻防を闘いぬく決意を確認して、集会を終えた。


 

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