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     7月7日 沖縄

   基地建設のための資材搬入許すな!

   
辺野古ゲート前抗議行動に決起
    



 七月七日午前八時、米軍キャンプ・シュワブ第一ゲート前で、辺野古新基地建設のための資材搬入阻止へ向けた行動が取り組まれた。「基地の県内移設に反対する県民会議」が緊急に呼びかけたもので、約百名の労働者・市民・学生が結集した。
 台風八号接近中にもかかわらず朝から厳しい日光が注ぐ中、「県民会議」の大城悟沖縄平和運動センター事務局長のシュプレヒコールで集会が開始された。新基地建設許さんぞ!埋め立て絶対阻止!自然を守れ!ジュゴンを守れ!参加者はシュワブ基地ゲート前の両側に陣取り、怒りの声を突き付けた。
 主催者を代表して、安次富浩ヘリ基地反対協共同代表が行動提起をおこなう。「今日からの行動の目的は、埋立てのための制限水域拡大に伴う海上ブイ設置に向けた資材搬入を阻止することにある。政府・沖縄防衛局は、稲嶺進名護市長の管理下にある辺野古漁港が作業ヤードとして使用できるメドがたたない中で、基地内に作業ヤードをつくり、そこから埋め立て用資材を投入しようとしている。本日から監視行動を強め、資材搬入阻止へ向け連日行動に決起しよう」と訴えた。
 その後、糸数慶子参議院議員や「県民会議」幹事団体からの決意表明を受けた。発言者は集団的自衛権行使容認の閣議決定と辺野古制限水域拡大・陸上部工事着工(既成建物解体工事)が同日に行われたことにふれ、まさに戦争国家への道に踏み込んだ安倍政権を許すな、辺野古と高江オスプレイパット建設工事の同時着工、反対運動の分断を許すな、と次々に決意がなされた。
 とくに陸上部既設建物解体工事では、アスベスト(石綿)が発見され、環境アセスのずさんさと工事着工へのあせりが暴露糾弾された。
 約二時間の監視・抗議行動を展開した後、台風が接近している気象状況の中で、早朝行動は台風通過後に再度態勢を構築していくことを確認した。そして、参加者全員でガンバローを三唱し、この日の行動を終えた。
 現場での闘いの重要性が一層高まっている。辺野古・高江・普天間オスプレイの闘争拠点を維持・発展し、日帝・安倍の反革命攻撃を徹底的に打ち砕こう。


 

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