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■6月8日 東京 経産省前テント1000日 川内再稼働阻止へ決意かためる 六月八日、明治大学リバティーホールにおいて、「STOP再稼動! テント1000日!6・8集会」が経済産業省前テントひろば、テント応援団、現代史研究会の共催で行われた。テント防衛の一端を担っているAWC・首都圏の仲間とともに、この集会に参加した。 集会は女優の木内みどりさんの司会で進行され、はじめにテントひろば代表の渕上さんが登壇した。 「われわれは政府が原発の再稼動を止めると約束するのであれば、いつでもテントを撤去してもかまわない。しかし現政権がその約束を果たさない以上、テントを撤去することはありません」「なんとしても九州・川内原発の再稼動を止めましょう。心を一つとして闘っていきましょう」と、あくまでも原発再稼動阻止に向けて闘いぬく決意を述べていった。テントの代表の一人でもある正清さんも登壇し、テント設営一千日にいたる意義を述べていった。 続いて、大飯原発差止め訴訟で画期的な判決をかちとった「大飯原発差止め訴訟原告団団長」の中嶌哲演さんが、大飯原発裁判闘争の画期的地平を中心に報告した。さらに首都圏反原発連合からの連帯発言がなされた。 福島からバスを借り切って参加した「原発いらない福島の女たち」から、武藤類子さんが発言に立った。 「政府は福島の除染の基準を〇・四マイクロシーベルトから〇・六マイクロシーベルトに引き上げました。途中で変えるのは『基準』とは言いません」「規制委員会にもあきれ返ります。電力会社からお金をもらっている人がいる委員会なんて『規制委員会』とはいえません」「福島の女たちは一人一人が必死で声をあげつづけています。私たちはテントと共に闘います」と述べた。 休憩をはさんみ、神田香織さんの講談が披露された。今回話される「福島の祈り―ある母子避難の声」という講談は、自民党政治家の「福島原発事故で死んだ人は一人もいない」という発言を契機に創作したことが説明された。会場の福島の女性からは「(発言は)許せない」という声が上がった。 一時間にわたる講談に続き、「脱原発テントといのちを守る裁判・弁護団団長」の河合弁護士が発言した。大飯原発判決の意義に触れながら、テント裁判の展望を語っていった。 最後に主催者から集会参加者が約三百人であること、福島へのカンパが二十万円以上集まったことがアナウンスされ集会を終えていった。 われわれは反原発運動の大衆的拠点である経産省前テントの闘いに連帯していく! 反原発の大衆的闘いを推進していこう! AWC・首都圏の仲間とともにテント防衛の闘いに決起しよう! |
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