|
■4・27 東京 安倍政権打倒掲げ反戦闘争実が集会・デモ 四月二十七日、東京の渋谷勤労福祉会館において、「集団的自衛権行使―戦争国家化阻止 国家安全保障基本法粉砕 日米安保粉砕―辺野古新基地建設阻止 安倍政権打倒 4・27反戦行動」が「有事立法―改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会」の主催で闘われた。 午後一時半すぎ、司会が「4・23オバマ来日阻止―米大使館抗議行動を権力の弾圧を跳ね返し、闘いぬいた」という報告をおこない、集会が開始された。 集会のはじめに、破防法・組対法に反対する共同行動、神奈川の基地撤去をめざす県央共闘、都教委包囲・首都圏ネット、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックそれぞれから、連帯アピールがおこなわれた。 破防法・組対法に反対する共同行動の石橋さんは、安倍政権が、警察権力を強化するものとして「盗聴法」の範囲を拡大しようとしていることを暴露弾劾した。 神奈川の基地撤去をめざす県央共闘の檜鼻さんは、京丹後のXバンドレーダ基地建設反対闘争に参加してきた報告をおこない、神奈川と京丹後を結ぶ反基地闘争の闘いを創り出していく決意を明らかにした。 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの吉田さんは、辺野古新基地建設をめぐる情勢が緊迫している状況を明らかにし、ボーリング調査阻止の実力闘争にむけた闘う陣形の構築の重要性を訴えた。 都教委包囲・首都圏ネットの見城さんは、安倍政権は、教育基本法を改悪した張本人であり、教育委員会の解体や道徳の教科化などを通して、ナショナリズムと排外主義を労働者人民に植え付け、戦争のできる国家にしようとしていると暴露弾劾した。 つづいて、日韓民衆連帯全国ネットワーク、沖縄文化講座から集会に寄せられた連帯メッセージが紹介され、司会が代読し拍手で確認された。 いよいよ集会のメインの講演だ。「沖縄における反戦・反基地・反安保の闘い」と題した講演の講師は、嘉手納爆音訴訟団事務局長の平良真知さんだ。平良さんは、DVDの映像を交えながらオスプレイや、F18戦闘機など米軍の昼夜をわかたず強行される危険な軍事訓練によって、騒音被害や事故など沖縄の住民がつねに生命の危険にさらされている状況を明らかにした。さらに、実弾を搭載した訓練は、「本土」での訓練では行われていないことから、沖縄が差別されている実態を明らかにした。そして爆音訴訟や、辺野古新基地建設阻止にむけた闘いを報告し、反基地と沖縄解放の一体性を明らかにした。 次に決意表明がおこなわれた。 派兵反対実は、沖縄人民に連帯し、反戦・反基地・反安保・沖縄解放闘争を沖縄―「本土」を貫く決起で闘う決意を明らかにした。 労働者活動評議会は、沖縄に自衛隊基地をつくらせない闘いの決意を表明した。 続いて集会決議を参加者全員の拍手で確認し、いよいよデモ行進だ。 渋谷勤労福祉会館前で隊列を組み、「辺野古新基地建設粉砕」「安倍政権を打倒するぞ」とシュプレヒコールを上げながらデモ行進に出発する。沿道の労働者市民の注目を集めながら、戦闘的なデモ行進を貫徹した。 |
当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.