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■2・5 東京 第五回東電本店前抗議行動 柏崎刈羽原発再稼動するな!汚染水止めろ! 二月五日午後六時三十分より、東京電力本店前にて、「柏崎刈羽原発再稼動するな!汚染水止めろ! 第五回 東電本店前抗議行動」が、最強寒波の来襲のなか、約二百名の結集によって取り組まれた。 主催は経産省前テントひろばと、たんぽぽ舎であり、賛同は、東電株主代表訴訟など四十以上の団体で、アジア共同行動日本連もそのひとつとなっている。 「柏崎刈羽の再稼動反対!」「汚染水止めろ!」「東電解体!」のシュプレヒコールではじまった抗議行動では、呼びかけ団体からの抗議趣旨説明ののち、たんぽぽ舎の方より、高濃度汚染水の止水作業対応が後手後手に回った結果、太平洋の海洋汚染の深刻な拡大を招いている現状が暴露された。その後、ミニコンサート、カンパ要請をはさみ、東電本社への申し入れが取り組まれた。ふざけたことに、この間の申し入れに対して東電社員は一度も顔すら出さない。やむなく警備員へと申し入れ書を手渡した。 つづいて、参加団体・個人からの抗議スピーチが行われ、横浜にある「商店街のオヤジ」(自称)の方や、ふくしま集団疎開裁判の会の方などが、東電の無責任極まる対応への怒り、再稼働を絶対に阻止する決意などを力強く語った。とりわけ、子供の甲状腺ガンが、疑いも含めると五十八人に上ること、さらに関東地方にも甲状腺ガンを発症する子供が出はじめており、子供たちの避難を進める緊急性が明らかにされた。 つぎに、反原発行動に関する告知がさまざまな団体から行われた。 最後に再稼働反対のシュプレヒコールを東電に叩きつけ、この日の行動を終えた。 この東電本店に対する抗議の取り組みは、東京電力や原子力発電を支える金融資本を糾弾し、その責任を徹底的に追及していかなければならないこと。さらに、福島と連帯し、原発労働者、除染労働者など被曝労働者の使い捨て(労働安全衛生無視や賃金ピンハネ)を許さないという立場を明確に打ち出していることが特徴だ。 われわれもこの立場を支持し、原発再稼働を阻止し、東電に原発事故の責任を取らせるまで闘いぬいていかなければならない。 次回の第六回東電本店前合同抗議は、三月九日(日)午後二時十五分~三時の予定。 |
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