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     10・26 山口

   上関原発反対を訴え700名が集会・デモ
      
   


 山口では、毎年十月二十六日の「原子力の日」を前後して、上関原発建設反対集会が取り組まれている。今年も山口市に約七百名が集い、上関原発計画の白紙撤回と埋立免許の失効を求め集会とデモを行った。祝島のみなさんも、大勢参加して迫力満点だ。
 主催団体の「原発に反対する上関町民の会」や「上関原発を建てさせない祝島島民の会」「原水爆禁止山口県民会議」「上関の自然を守る会」は、福島の事故を経た今も上関原発建設を諦めない中国電力や山口県を徹底批判し、原発を絶対に作らせないとそれぞれ決意を述べた。
 福島からはフリーライターの人見やよいさんが駆けつけた。「東電や国は嘘を固めて原発建設を進めた上に、今も嘘を積み重ねている。東電も国も責任を取らない。被災者への賠償も一方的に場所を制限し、挙句、こどもたちに甲状腺の異常が見つかっても、『因果関係の証明は補償を請求する側にある』とほおかむりするのみ。事故で唯一良かったことは、原発とは共存できないということを人々に知らしめたこと。しかし健康への影響はないとし、国が原発再稼働をすすめるのであれば、福島の被害はなんなのか」と福島で起きている切実な実態を訴えた。
 来年三月八日に一万人規模で開催を目指す上関原発計画に反対する県民大集会への協力・参加の呼びかけもされた。これには参加者から大きな拍手があがった。
 集会を終え、次はデモだ。商店街を通り抜け、中国電力山口支社へ向けたデモでは、祝島デモでおなじみの「エイ、エイ、オー」が元気いっぱい響きわたった。
 祝島三十一年の闘い、そして福島の被害者と結びつきながら、上関原発建設阻止!すべての原発を廃炉に!を実現する取り組みを強めていこう。



 

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