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■9・29 滋賀 オスプレイは来るな!あいば野で集会 日米共同軍事演習に抗議し800人が参加 九月二十九日、滋賀県高島市で、陸上自衛隊饗場野演習場で予定されている日米合同軍事演習(十月七日~十八日)に反対する「オスプレイは来るな!日米合同軍事演習反対!9・29あいば野集会」が、「2013あいば野に平和を!近畿ネットワーク」と「フォーラム平和関西ブロック」によって開催され、約八百人が参加した。 この演習は、昨年沖縄に配備が強行された米軍輸送機オスプレイを使用した、日本国内では初めての日米合同軍事演習となる。 主催者発言に立った近畿ネットワーク代表の野坂昭生さんは「饗場野演習場での合同軍事演習は一九八六年から行われるようになったが、当初は三年に一度程度であった。それが二〇一一年からは毎年行われており、内容も集団的自衛権行使を先取りするかのようなものになってきた。日米軍事一体化の危険な動きにNO!の声をあげよう」と訴えた。 また、連帯挨拶では、沖縄から駆けつけた「沖縄平和運動センター」議長の山城博治さんが、「沖縄では昨日も、飛行中のオスプレイにトラブルがあり、一時間半にわたって着陸できなかった。あわや大惨事という事態だった。沖縄の負担軽減などという安っぽい同情はいらない。米軍基地撤去とはっきり主張しよう」と発言した。 続いて、「『止めよう経ヶ岬の米軍レーダー・危険な戦争準備を許さない』緊急京都府民の会南部連絡会」共同代表の大湾宗則さんは、「京都府の北端・経ヶ岬に米軍のレーダー基地が建設されようとしている。経ヶ岬の隣にはイージス艦が配備されている舞鶴港があり、その南には陸上自衛隊の福知山駐屯地があり、そしてここ饗場野へと続いている。日本海側で日米の軍事体制が再編・強化されようとしている。沖縄の反基地運動などと連携し、これらと闘おう」と呼びかけた。 集会終了後、参加者は市内をデモ行進し、陸上自衛隊基地前ではひときわ大きなシュプレヒコールがひびき渡った。 また、集会に先立って、主催二団体の代表者が陸自饗場野駐屯地に対して抗議の申し入れを行った。 |
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