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     9・9 東京

   シリアへの軍事介入反対! 米大使館に抗議
    
             


 九月九日、アジア共同行動首都圏は、労働運動活動者評議会の仲間とともに化学兵器の使用をでっち上げシリア内戦への軍事介入をたくらむアメリカ帝国主義に抗議するアメリカ大使館闘争に決起した。
 アジア共同行動日本連共同代表の鴨居さんをはじめ、アジア共同行動に結集する青年・学生・労働者が結集した。「シリア軍事介入反対」「空爆を許さないぞ」「化学兵器使用捏造を許さないぞ」とシュプレヒコールをあげ、結集した仲間がつぎつぎと発言した。この日は、大阪においてもアジア共同行動の仲間が、大阪領事館抗議行動に立ち上がり、同時決起となった。
 オバマ大統領は、シリアのアサド政権が「化学兵器を使って反政府軍や一般市民を攻撃した」と決めつけているが、具体的な証拠は何も示していない。「化学兵器によって攻撃され」たとする、死者や苦しむ市民の映像が公開されているが、化学兵器を使用したのが政府軍側であるということはわからない。アサド政権への懲罰的な空爆を主張するアメリカやフランスでは、イラク侵略戦争の口実とされた大量破壊兵器の隠匿でっち上げを髣髴とさせる今回の事態に対し、攻撃反対の世論が多数を占めている。アサド政権によるとされる攻撃は、おりしも化学兵器の使用を調査する国連調査団がシリアに入った直後に起こっており、何としても軍事介入を阻止したいアサド政権にとってはありえないタイミングだと言える。あまりに露骨なでっち上げの方法だ。
 日帝―安倍政権は、イラク侵略戦争同様、明確な証拠がない中で、アサド政権の化学兵器使用を認定し、アメリカの軍事介入を支持しているのだ。
 現在ロシアによる仲介案―シリアの化学兵器を国際監視下に置く、に対する支持が広がり、アメリカも早期の軍事介入は断念したようだが、地中海に展開する攻撃部隊は動かしてはいない。攻撃を断念したわけではない。
 今後もシリア内戦への介入―侵略を策動するアメリカを徹底的に弾劾し、攻撃を許さない闘いに立ち上がろう!



 

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