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     5・26 東京

   辺野古実が公有水面埋立反対掲げ集会

   
集会後、渋谷・原宿をデモ行進
    

 
 五月二十六日、東京・渋谷区の千駄ヶ谷区民会館において、「辺野古に基地を作るな! 公有水面埋め立てを許さない! 5・26集会&デモ」が辺野古への基地建設を許さない実行委員会の主催でたたかわれた。
 三月二十二日、沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた公有水面埋め立て申請書を北部土木事務所に提出した。そのやり方は、まさに不意打ちだった。二〇一一年十二月二十八日の未明にアセス評価書を無理やり持ち込んだ時と同様な手法だ。沖縄人民の普天間基地撤去、新基地建設阻止、オスプレイ撤回の声を踏みにじる安倍右翼反動政権の暴挙だ。
 この日の集会は、沖縄現地のたたかいに結合し、辺野古沖の埋め立てを阻止するたたかいを強めるために取り組まれた。
 午後一時半すぎ、辺野古実の司会で集会が開始された。
 集会は、名護市議会議員の東恩納琢磨さんの講演を中心におこなわれた。三月二十二日の沖縄防衛局の埋め立て申請について東恩納さんは、「事前の協議もない。政府はよく『沖縄県民の理解を得てから進めていく』と言うが、この申請の手続きのやり方を見てもとても理解を求めてやっていくというやり方ではない。そういう気持ちはみじんも見られない」と厳しく弾劾した。そして、この埋め立て申請自体があせりにかられて出されたものであり、提出後に、三十三項目にわたる補正指示が出されていることを明らかにした。さらに、三月二十六日には、申請に抗議する意見書を名護市議会から内閣総理大臣、防衛大臣、沖縄防衛局長ら宛てに送ったことを報告した。
 講演後は、カンパの訴え、「NO!オスプレイ6・6集会」の呼びかけがおこなわれた。
 デモは、千駄ヶ谷区民会館から原宿駅前を通り、表参道から渋谷交差点、神宮通公園までのコースで、デモ隊は沿道の労働者・市民に普天間基地撤去、辺野古新基地建設阻止、オスプレイ撤回を訴えた。



 

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