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     4月15日 大阪

   米韓合同軍事演習弾劾

   
AWC日本連、米領事館に抗議叩きつける
    




 朝鮮半島情勢が緊迫の度を増すなか、四月十五日、アジア共同行動日本連絡会議は大阪のアメリカ領事館に対する抗議行動を行った。
 この日の行動は、とりわけ四月末日まで続けられようとしている米韓合同軍事演習「フォール・イーグル」を弾劾するものとして取り組まれた。それは朝鮮民主主義人民共和国に対するあからさまな侵略戦争演習に他ならない。米軍は、この軍事演習に核爆弾が搭載可能なB52戦略爆撃機やB2ステルス爆撃機、最新鋭のF22ステルス戦闘機を投入することによって、共和国への戦争挑発をエスカレートさせてきた。日本政府もまたこれと連動し、排外主義を煽り立て、「ミサイル迎撃」のための「破壊措置命令」を発動し、対共和国の戦争準備を強めてきた。抗議行動の参加者はこうした策動こそが朝鮮半島に戦争の危機をつくりだしている主要因に他ならないとして、米日韓政府による共和国に対する戦争挑発・戦争準備を徹底的に弾劾した。
 抗議行動においてはさらに、共和国に対する軍事的包囲網の一環として米日政府が進めようとしている京都府京丹後市経ヶ岬への米軍Xバンドレーダー配備=新たな米軍基地建設を阻止するためにたたうこと、四月十七日まで行われている米比合同軍事演習とそこへの自衛隊の参加を弾劾し、米日軍事同盟とアジア太平洋地域における米軍展開の強化に反対することを確認した。
 アメリカ領事館を警備する警官の数はこれまで以上に多く、さらに大阪府警は「拡声器を使うな!」など不当な妨害を行ってきたが、そうした妨害を断固はねのけ、最後まで抗議行動を貫徹した。
 朝鮮戦争休戦協定の締結から六十年目を迎える今こそ、駐韓米軍を撤退させ、平和協定を実現し、朝鮮半島の平和と自主的平和統一に向けた道筋をつくっていくことが求められている。日米安保体制と在沖・在日米軍基地に反対するたたかいはそのための重要な要素だ。日米安保反対!米日による朝鮮侵略戦争反対!米軍はアジアから撤退せよ!



 

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