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     2・24 東京

   辺野古埋め立て申請反対!

   
辺野古実が集会
    





 二月二十四日、東京で「辺野古の海を殺すな!公有水面埋め立てを許さない2・24集会」が開催された。主催は辺野古への基地建設を許さない実行委員会(以下、辺野古実)。
 安倍反動右翼政権が辺野古新基地着工を強行しようと、埋め立て申請を三月中にもおこなおうとしており、辺野古実ではデタラメな環境アセスを批判し防衛省へ埋め立てを許さないと訴えかける運動を呼びかけ、集会を開催した。
 沖縄からはヘリ基地反対協議会・共同代表の安次富浩さんが発言した。
 まず二月二十日に判決が下されたアセスやり直しを求める裁判について安次富さんは、「住民意見陳述権なんて法的には保障されていない。これほど原告の訴えと三年半の審理を根底から侮辱した判決はない。判決の結果は、そもそも訴えるものではなかったということだ」と怒りをあらわにした。また「アセス法の様々な問題点については埋め立て申請が出た時点で提訴すればいい。埋め立て申請が出て事業の差し止め裁判をやったって事業はどんどん進んでいくだけですよ。今の日本の法律の中では、一番いい例が泡瀬がそうですよ」と批判した。そしてその他の沖縄のたたかいを紹介して、「私たちは基本的には自己決定権を沖縄に取り戻すことだと思います。オスプレイ配備問題などの一連の日本政府のやり方に対して、沖縄は日本の一県ではない、日本の国民ではないのか、と言わざるをえないように差別的な取り扱いを頻繁にやっているので、それに対する怒りが沖縄に充満している」と発言を締めくくった。
 さらに花輪伸一さんがスライドで、この環境アセスのデタラメさを補正評価書の内容から具体的に批判した。
 また「ヘリパッドいらない住民の会」の伊佐真次さんもかけつけてくれた。伊佐さんは、「去年の十月からはオスプレイが飛び始めました。ヘリパッドの建設は今、実際おこなわれていますけれど、まだ一つも完成していない。それにもかかわらず、もうオスプレイは既存のヘリパッドで離着陸の訓練をしているわけです。それならば、新しいオスプレイ・パッドは必要なのか疑問があります。十分今のままで対応できるものがあると思います。私たちの座り込みも六年近くになりますけれども、一つも作らせてはいません」と報告し、「かたや工事は強行して裁判もおこす。裁判をおこすくらいであったら解決するまで工事をせめてしないのがすじではないのか」と国の不当弾圧を弾劾し、引き続きの支援を訴えた。
 質疑応答の後に、防衛省への抗議ハガキ運動と、埋め立て申請を強行時の緊急抗議行動についての提起があり、集会は終わった。



 

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