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     9・21 福岡・門司

   オスプレイ試験飛行強行に抗議
   

   
 

  
 MV22オスプレイの「試験飛行」が強行された九月二十一日。空域とされた関門海峡を臨む福岡県北九州市の門司でも、反対集会が取り組まれました。
 きわめて緊急の呼びかけであり、平日の昼間であったにもかかわらず、百名が大里の海岸に集まった。共産党、社民党、原水禁、原水協、九条の会、AWC、特に所属を持たない市民までの幅広い参集が実現した。立場を超えた、また、北九州市から京築(けいちく)までの、地域を超えた怒りが現場にあった。
 参加者からは、「ふるさとの空が汚される思いだ」「沖縄の『県民大会』を見ていて涙が出た」「民主党政権はアメリカのコピー」など、次々に怒りと不安に満ちた発言があがった。
 沖縄から駆けつけた赤嶺政賢衆議院議員が、「県民大会」やそれに至るまでの沖縄の歴史とたたかいを報告した。
 AWCとユニオン北九州からは、ハンストに立ち上がっている大川牧師や、愛宕山を守る一の日の取り組みなど、岩国でのたたかいを報告し、連帯を呼びかけた。
 山の上からオスプレイを監視していた参加者から、日米の「合意」を早速無視してオスプレイが下関市街上空を飛んでいたことも報告され、参加者の怒りは募った。
 最後に「オスプレイはアメリカに帰れ」「関門海峡を飛ぶな」「沖縄への配備反対」とシュプレヒコールを上げた。この日は対岸の下関でも、抗議集会が取り組まれた。


 

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