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     8・25 神奈川

   オスプレイ配備阻止、違法爆音反対掲げ集会・デモ

   50団体300人が結集
 
    


 八月二十五日、神奈川県大和市やまと公園において、「オスプレイの配備と違法爆音を許さない8・25神奈川集会」が開催された。残暑の厳しい日差しが照りつける中、十五時半から始まった集会には五十団体三百人の労働者・市民が結集した。アジア共同行動首都圏も、神奈川の反基地運動との連帯として、集会・デモに参加したたかった。
 主催者挨拶で発言に立った厚木基地爆音防止期成同盟委員長で第四次厚木爆音訴訟原告団団長の藤田さんは、沖縄をはじめ全国であがっているオスプレイの危険性を恐れ、配備と低空飛行訓練に反対する大きな声を無視し、米軍が主張する安全性を鵜呑みにしてオスプレイの配備を容認する日本政府を厳しく批判した。「沖縄、岩国と連帯してオスプレイ反対の声をさらに大きく盛り上げ、配備を断念させるまでたたかおう」と訴えた。また、米軍が五月二十二、二十三、二十四日に強行した爆音訓練に触れ、「二度と許してはならない」と怒りを込めて弾劾した。そして自衛隊が厚木基地への配備を計画しているP―1戦闘機による爆音を取り上げ、配備を阻止しようと訴えた。
 連帯挨拶では、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが発言した。関東ブロックは、政府が沖縄の反対の声を踏みにじって進めているオスプレイの普天間基地配備を阻止するたたかいへの参加を訴えた。さらに、九月九日に延期された沖縄県民大会に呼応するたたかいとして東京・国会議事堂の包囲行動を準備していることを明らかにし、そこへの結集を訴えた。
 本集会には田村順玄岩国市議と福嶋瑞穂社民党党首から連帯メッセージが寄せられており、田村岩国市議からは、九月九日の沖縄県民大会と連帯する岩国での配備阻止行動に立ち上がることを明らかにして、共にがんばろうとのあつい呼びかけがなされた。
 最後に「オスプレイをアメリカ本国に送り返してしまおう」「危険な普天間基地を一日でも早く閉鎖に追い込もう」「厚木基地においてもすべての軍用機に飛行を中止させよう」という集会宣言を、全体で採択して集会を締めくくった。集会後は厚木基地に迫るデモを貫徹した。
 


 

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