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     7・29 京都

   オスプレイ配備反対掲げ集会

  
岩国からも連帯メッセージ
 
    


 
 七月二十九日、京都市内で「オスプレイ配備を許さない!7・29京都講演集会~沖縄・岩国のたたかいへの連帯を~」がアジア共同行動・京都の主催のもとに開催され、約五十名の労働者・市民らが参加した。
 最初に、七月二十三日に岩国基地(山口県)で行われたオスプレイ陸揚げ・搬入抗議行動に京都から参加した労組の方から、映像(DVD)を使っての報告がなされた。
 映像の中で、「愛宕山を守る会」世話人代表の岡村寛さんや岩国市議の田村順玄さんからの「オスプレイは岩国に陸揚げされてしまったが、沖縄への配備・飛行訓練をさせないために全国で反対闘争を強めていこう」というメッセージ、オスプレイの沖縄配備に反対する行動を今後も続ける決意や、岩国基地強化反対闘争への連帯の呼びかけなどがなされた。
 続いて、京都沖縄県人会会長の大湾宗則さんが「オスプレイ配備と沖縄の闘い」というテーマで講演を行った。
 大湾さんは、一六〇九年の薩摩藩による琉球侵攻以来の抑圧の歴史とその中で闘われてきた沖縄民衆の抵抗とを振り返り、「一九九五年の米兵による少女暴行事件以降今日まで、米軍基地撤去の闘いが継続し、大きく前進している。八月五日に予定されている県民大会(台風で延期)に向けて、二十を超える市町村の実行委員会が独自の集会を持つなど、文字どおり沖縄民衆挙げてオスプレイ配備に反対している。こうした中で米軍がオスプレイの沖縄配備を強行しようとしているのは、オスプレイが米軍の想定する現代の戦争(格差と貧困の拡大の中で各国で発生する反政府闘争の抑圧)にとってどうしても必要な『現代戦争の花形』だからだ。日本もまた、資本の海外権益を防衛するために日米同盟を深化させている。オスプレイ配備を阻止するということは、そうした日米の戦争政策を止めさせることだ」と語り、「平和と人権と自治を求める闘いの真っ只中に沖縄がある」という言葉で講演をしめくくった。
 講演に続いて「沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、普天間基地の即時撤去を求める京都行動」から、京都防衛事務所前で七月二十四日から四日連続で行われたオスプレイ配備への抗議行動(座り込み)などの報告が、「反戦・反貧困・反差別共同行動(きょうと)」から十月二十一日の大集会への結集の呼びかけが行われた。
 集会終了後、河原町通三条交差点に移動し、約一時間にわたってオスプレイ配備に反対するアピール行動を行った。



 

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