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     7・1 沖縄

   「オスプレイ配備阻止!」

    
防衛相・森本に怒り突きつける   
   
 



 「森本帰れ!」「オスプレイ配備許さんぞ!」六月三十日、七月一日、日帝―防衛相・森本の沖縄蹂躙に宜野湾市役所前で、「県」庁前で怒号が飛び交った。
 米帝の普天間基地へのオスプレイ配備「接受国通告」を受けた日帝―野田政権は、間髪を入れずに防相・森本を沖縄へ送り込み、六月三十日には佐喜真宜野湾市長、七月一日には仲井真「県」知事、関係十一市町村長へのアリバイ的な「伝達」を行った。米帝はオスプレイを七月下旬にも岩国基地へ陸揚げし組立て整備した後に、十月以降普天間基地へ配備、CH46ヘリと交代させるというものだ。四月のモロッコ、六月のフロリダでの相次ぐ墜落事故については、「システム上の不具合ではない」「米政府に詳細な報告を求めている」とし、その事故報告書が出る八月までは飛行訓練をしないとしているが、まったく米帝・国防総省(ペンタゴン)の代理人としての発言に終始したのだ。
 だが、当然にも佐喜真市長、仲井真「県」知事、関係十一市町村長からは断固拒否を突き付けられた。仲井真知事は、「日米安保・日米地位協定を盾に米軍が何でも持ち込めるのなら、おかしい」「事故が起きたならだれが責任を持つのか、もし事故が起きたら全基地の即時閉鎖・撤去という動きになる」と、沖縄人民大衆の怒りを背景に「断然拒否」を明言するに至った。
 七月一日、日曜日の朝、基地の県内移設に反対する県民会議の呼びかけに応えて、森本抗議行動が展開された。八時半から事前の集会を「県」民ひろばで開催し、オスプレイ配備断固阻止への意思統一を行った。ところが沖縄人民大衆の怒りの恐怖した防相・森本は、何と予定時間の三十分前にコソコソと「県」庁舎に入り込んだのだ。情報が入るや参加者の怒りはさらに倍増した。ただちに「県」庁入口へ移動、抗議行動が展開された。
 予防反革命的に、恐怖を感じた「県」警は、抗議団に執拗に規制をかけてくる。抗議団は密集して警察権力と対峙して、弾圧を粉砕しぬいた。オスプレイ配備許さんぞ!森本帰れ!シュプレヒコールが響き渡る。そして、照屋寛徳衆議院議員、山内徳信・糸数慶子参議院議員をはじめ、社民・共産・社大党、平和運動センター、統一連、ヘリ基地反対協の代表が次々に発言し、オスプレイ配備阻止を訴えた。「怒」「NO」「オスプレイ×」の黄色いプラカードが次々と掲げられ、知事との会談を終えた森本に倍増なった怒りを徹底的に浴びせたのだ。
 いよいよ闘いは重大局面に入った。島ぐるみの闘い―「県民大会」の成功をかちとるとともに、岩国市民との連帯をさらに強固にし、今こそオスプレイ配備断固阻止―米軍再編粉砕の闘いに全国で総決起しよう。


 

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