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■4・22 東京 反戦闘争実、安保粉砕・沖縄連帯掲げ集会・デモ 四月二十二日、東京・渋谷区神宮前隠田区民会館において、「安保粉砕!沖縄連帯!天皇訪沖阻止!新自由主義グローバリゼーション反対! 4・22反戦行動」が有事立法―改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会の主催でたたかわれた。 午後一時半すぎ、司会の「5・15沖縄闘争の前段としてたたかおう」というあいさつで集会が開始された。 はじめに、破防法・組対法に反対する共同行動の石橋さんが連帯あいさつをおこなった。国家権力は、共謀罪をなんとしても成立させるためにさまざまな動きを表面化させている。そのひとつとして現在「秘密保全法」の法制化の動きがある。「日程的には秋が攻防の焦点になるだろう。反対運動をひろめよう」と訴えた。 つづいて、集会のメインである石塚良次さん(専修大学経済学部教員)による「現代資本主義の構造とグローバリゼーション」と題した講演だ。 石塚さんは、今日の資本主義の特徴をグローバル化と金融化、格差の拡大としてとらえ、この三つは不可分に結びついていると指摘したうえで、さらに、格差拡大のかなりの部分がグローバリゼーションと金融化から生じており、グローバリゼーションと金融化の二つが現代の資本主義を考えるうえで主たるテーマとなるとして、マルクス主義を基軸にすえながら講演を展開していった。 休憩をはさんだ講演後の質疑応答では、会場から活発に質問や意見が出された。 つづいて、連帯アピールだ。経産省前テントひろばの八木さんは、大飯原発再稼働阻止を掲げて四月十七日から経産省前テントにおいて集団ハンストに突入したことを報告し、全ての原発の停止にむけてたたかおうと訴えた。 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの吉田さんは、五月沖縄闘争への決起を呼びかけた。 アイヌ民族と連帯する沖縄の会のまよなかしんやさん、日韓民衆連帯全国ネットワークから寄せられた連帯メッセージが読み上げられた。 つぎに主催者団体の決意表明だ。沖縄文化講座、全国労政、派兵反対実、労活評それぞれから五月沖縄闘争を沖縄―「本土」を貫いてたたかいぬく決意が明らかにされた。 集会の最後に、集会決議文が読み上げられ参加者全員の拍手で採択。そして、いよいよデモ行進だ。反戦闘争実の部隊は、沿道の労働者・市民の注目を集めながら代々木公園までのデモ行進を貫徹した。 |
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